もっと時間があったなら!―時間をとり戻す6つの方法

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000253048
  • NDC分類 141.27
  • Cコード C0011

内容説明

「忙しい?」「うん、まぁ…」忙しいのが半分自慢、半分泣き。そんな人生の過ごし方でいいですか?本当はやりたいことがあるのに、時間がなくてできない、なんて思ってませんか?この本では、科学ジャーナリストである著者のひろい観点から、脳科学、物理学、動物学、心理学から文化人類学、哲学、文学までも取り込んで、現代人最大の悩みであり関心事である時間について、面白く、そしてわかりやすく分析します。いつも時間に追われているあなたを救済する、あたらしい時間との付き合い方、お教えします。

目次

プロローグ 人生という名の映画
1 時間を経験する(二十五時間―時間が消えるとき;フクロウとヒバリ―私たちを管理する体内時計 ほか)
2 時間を使いこなす(スピードという麻薬―私たちはどれくらいのスピードに耐えられるか?;過剰な人生―なぜひとつのことに専念できないのか? ほか)
3 時間とは何か?(時計を無力に―時間は単なる幻想か?)
エピローグ 時間の新しい文化―もっとゆったりした人生を送るための六つのステップ

著者等紹介

クライン,シュテファン[クライン,シュテファン][Klein,Stefan]
1965年ドイツ・ミュンヘン生まれ。フライブルク大学で生物物理学の学位取得。『シュピーゲル』の科学部記者、雑誌『ゲオ』の編集者を経て、現在は作家として活躍。1998年科学ジャーナリズムに対するゲオルク・フォン・ホルツブリンク賞を受賞。2002年に『幸せの公式』(平野卿子訳、講談社)でデビューし、2004年『すべては偶然』、2006年『時間』、2008年『ダ・ヴィンチの遺産』を発表。すべてがベストセラーになる

平野卿子[ヒラノキョウコ]
翻訳家。お茶の水女子大学卒業後、ドイツのテュービンゲン大学留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

15
タイトルから予想される自己啓発の本ではない。そうした面もあるが、時間、とりわけ主観時間というものに、科学を軸に文学や哲学も話に交えながら縦横に語ったポピュラーサイエンス本である。主観時間というのは伸縮性があって、その時の状況次第で簡単に長くなったり短くなったりする。それは脳の生理的なものあれば、社会的なものもあって、意外なことに一番時間が余っているような先進国の上流階級ほど時間に追われているように感じる。著者は意識して感覚を研ぎ澄ますことで時間を伸ばせるといっているが、難しいものだ2014/08/01

魚京童!

11
もっと時間が欲しくなって、もっと、もっと、もっと。2024/04/30

しょうご

5
時間はある。大事なのはどう使うか。コロナウイルスの影響で時間はたんまりとありました。ここで時間を理由にやらなかったことについては今後一切やらないものと考えたほうがすっきりするような気がします。「現在は3秒」らしいです。2020/05/30

らゆ

2
試験期間中に、自分の心の叫びがタイトルにあったので思わず手に取ってみました。科学的に時間の捉え方について言及されているので、興味深かったです。ただ、時間を取り戻す(あるいは遅らせる)方法が、今すぐ実行できるものでなかったのが、少し残念でした……。2010/07/16

Go Extreme

1
人生という名の映画 時間を経験する:二十五時間―時間が消えるとき フクロウとヒバリ―私たちを管理する体内時計 時間を使いこなす:スピードという麻薬―私たちはどれくらいのスピードに耐えられるか? 過剰な人生―なぜひとつのことに専念できないのか? 時間とは何か:時計を無力に―時間は単なる幻想か? 時間の新しい文化―もっとゆったりした人生を送るための六つのステップ2019/09/29

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