内容説明
どこで失敗したのか?政権内部では何が起きていたのか?12人の政治家へのインタビューから政権交代の経験を冷静に評価。日本政治の刷新への材料を提供する。
目次
第1章 政権交代準備/2009年8月30日以前(政権準備とマニフェストの土台づくり;「コンクリートから人へ」と財源の検討;二〇〇九年選挙への取り組みと政権準備の過程)
第2章 鳩山政権と民主党政治の開始/2009年8月30日~2010年6月8日(成立プロセス;政治主導とその難航;マニフェストの実行と予算編成;東アジア共同体・普天間・地球温暖化)
第3章 菅内閣と民主党政治の試練/2010年6月8日~2011年9月2日(鳩山政権からの移行と党内対立の激化;消費増税;地域主権改革;東日本大震災と原発事故;尖閣諸島中国漁船衝突事件と日韓関係)
第4章 野田政権と民主党政治の終焉/2011年9月2日~2012年12月26日(消費税率引き上げの顛末;原発再稼働と脱原発政策;尖閣国有化と日中の緊張;対朝鮮半島外交;衆議院解散と民主党政権の終焉)
終章 民主党政権の失敗と可能性(失敗の岐路;政策的成果と限界;統治システム改革のなかの民主党政権;政党デモクラシーのこれから)
著者等紹介
山口二郎[ヤマグチジロウ]
1958年岡山市生まれ。東京大学法学部卒業。法政大学法学部教授。行政学・政治学
中北浩爾[ナカキタコウジ]
1968年三重県生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退。一橋大学大学院社会学研究科教授。日本政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
aloha0307
在我壷中
takao
Akio Kudo