内容説明
思想弾圧が最も厳しかった時代に、個人としてさまざまなやり方で戦争国家に抗った人びとは、確かに存在した。在野の学究・細川嘉六、平和教育の実践者・鈴木弼美、農民伝道一筋の信仰者・浅見仙作、非戦論の僧侶・竹中彰元、農村図書館を構想した浪江虔。『大逆事件―死と生の群像』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)で丁寧な取材をもとに事件の実像に迫った作家が、屈せざる人びとを掘り起こし、その生涯を鮮烈に描き切って、戦後最大の曲り角の今に伝える。
目次
第1章 屈せざる人 細川嘉六
第2章 「土の器」のキリスト者 鈴木弼美
第3章 「剣を収めよ」浅見仙作
第4章 言うべきことを言った非戦僧侶 竹中彰元
第5章 図書館に拠る 浪江虔
著者等紹介
田中伸尚[タナカノブマサ]
1941年東京生まれ。慶應義塾大学卒。朝日新聞記者を経て、ノンフィクション作家。『ドキュメント 憲法を獲得する人びと』(岩波書店)で第8回平和・協同ジャーナリスト基金賞。明治の大逆事件から100年後の遺族らを追ったノンフィクション『大逆事件―死と生の群像』(岩波書店)で第59回日本エッセイスト・クラブ賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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