マッド・トラベラーズ―ある精神疾患の誕生と消滅

個数:

マッド・トラベラーズ―ある精神疾患の誕生と消滅

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月26日 17時52分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 360p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000248228
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3011

出版社内容情報

一九世紀末フランスを中心に一時流行し消滅した精神疾患「徘徊自動症」。最初の症例ダダの分析を通じ疾患と社会の相互作用を描く

内容説明

一九世紀末のフランスを中心に流行し、その後まもなく消え去った精神疾患「徘徊自動症」。なぜそれはその時その地域にだけ出現し、消滅したのか?そもそもその疾患は実在のものなのか?ボルドーからモスクワまで遁走の旅をした最初の事例アルベール・ダダの資料を詳細に分析し、疾病と社会との相互作用を劇的に描き出したイアン・ハッキングの代表作。

目次

第1章 最初の遁走者
第2章 ヒステリーかてんかんか?
第3章 複数のニッチ
第4章 五つの問いと五つの答え
補遺(何がアルベールを苦しめたのか?;さまよえるユダヤ人;ドイツの「徘徊衝動」)
ドキュメント(アルベールの話 一八七二年~一八八六年五月;アルベールの観察記録 一八八六年六月~一八八七年二月;夢 一八八七年五月~一八八九年九月;病原性の夢 一八九二年;実験 一八八八年、一八九三年;エピローグ 一九〇七年)

著者等紹介

ハッキング,イアン[ハッキング,イアン] [Hacking,Ian]
1936年カナダ・バンクーヴァー生まれ。ブリティッシュコロンビア大学で数学と物理学を学び、1962年ケンブリッジ大学で博士号取得(哲学)。ブリティッシュコロンビア大学、スタンフォード大学などを経て、トロント大学教授。現在は同大学名誉教授

江口重幸[エグチシゲユキ]
1951年東京生まれ。1977年東京大学医学部医学科卒業。現在、一般財団法人精神医学研究所附属東京武蔵野病院副院長

大前晋[オオマエススム]
1970年兵庫県西宮市生まれ。1995年東京大学医学部医学科卒業。東京大学医学部附属分院神経科、東京武蔵野病院、東京大学医学部附属病院精神科を経て、国家公務員共済組合連合会虎の門病院精神科部長

下地明友[シモジアキトモ]
1947年沖縄宮古島生まれ。1973年熊本大学医学部卒業。現在、熊本学園大学大学院社会福祉学研究科福祉環境学専攻教授

三脇康生[ミワキヤスオ]
1963年兵庫県生まれ。1987年京都大学文学部卒業。1995年京都大学医学部卒業。1998年パリ第一大学人文学部大学院科学哲学科DEA課程修了。2000年京都大学大学院医学研究科博士課程社会医学専攻修了。現在、仁愛大学大学院人間学研究科臨床心理学専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。