松川裁判から、いま何を学ぶか―戦後最大の冤罪事件の全容

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松川裁判から、いま何を学ぶか―戦後最大の冤罪事件の全容

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  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000248082
  • NDC分類 326.22
  • Cコード C0021

内容説明

六〇年前の一九四九年八月一七日、東北本線金谷川‐松川駅間における真夜中の列車転覆という怪事件。国鉄と東芝の計二〇人の労働者が起訴され、第一審、第二審では大逆事件以来の大量死刑判決が下された。その後、作家・広津和郎の裁判批判や、広範な市民の公正裁判、無罪判決を求める声が渦となり、一四年間続いた世紀の裁判は全員無罪が確定した。本書では、この松川事件の背景や真犯人論の解明も含めて、戦後最大の冤罪事件が生み出された過程を検証し、松川裁判の軌跡を総括。そして未曾有の裁判批評・救援運動として広がった松川運動の特質をも克明に描き出した決定版である。

目次

第1章 真夜中の列車転覆―松川事件の発生(一九四九年八月一七日、午前三時九分;検察・警察の迅速な対応は何を意味するか;選び出された被告たち;二本の幹線と一〇本の支線―出揃った被告たち)
第2章 松川裁判の一四年―無罪はいかにして勝ち取られたか(裁判はいかに開始されたか;犯行の動機はいかに説明されたか;実行行為とアリバイとの矛盾;第一審(福島地裁)―四九年一二月五日~五〇年一二月六日
第二審(仙台高裁)―五〇年一二月七日~五三年一二月二二日
上告審(最高裁大臣法廷)―五三年一二月二三日~五九年八月一〇日
差戻審(仙台高裁)―五九年八月一一日~六一年八月八日
再上告裁(最高裁第一小法廷)―六一年八月九日~六三年九月一二日
国家賠償裁判)
第3章 松川運動の特質とは何か―裁判批判と救援と(孤立からの突破口を求めて;一審全員有罪に直面して―挫折からの回生への苦闘;最高裁での勝利をめざして―松川運動の形成と発展;差戻審での無罪判決を求めて―松川運動こそが門田判決を可能にした;無罪判決の確定をめざして―再上告審段階の松川運動;無罪確定以後の松川運動;人々はなぜ松川運動に引きつけられたのか;松川運動が遺したもの―世界の社会運動史に輝く金字塔)
第4章 松川事件の背景と真犯人―占領下の黒い霧(一九四九年と松川事件;松川事件はなぜ福島県で起こったか;真犯人はどこにいる)
おわりに 松川裁判と現代―松川裁判から、いま何を学ぶか

著者紹介

伊部正之[イベマサユキ]
1942年北海道生まれ。福島大学名誉教授・松川資料室研究員。北海道大学大学院経済学研究科博士課程中退。専攻=労働経済学・社会政策。1982年福島大学経済学部教授。88年に福島大学に松川資料室を開設し、松川事件関係資料の収集・整理・保存・公開と松川事件研究に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)