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ホロコースト「以後」を生きる―宗教間対話と政治的紛争のはざまで

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000247672
  • NDC分類 199.04
  • Cコード C0010

内容説明

アウシュヴィッツ体験は、どんな「祈り」を可能にするのか?パレスチナ問題の現状を視野に入れながら、旧約聖書テキストの再読を試み、ホロコースト体験の意味を問い直す。

目次

1 ホロコーストを越えて(ホロコースト「以前」;ホロコーストの只中で―殉教と抵抗とのあいだ;ホロコースト「以後」)
2 聖書物語再読―影響史の視点から(新しい旅立ち―アブラハム物語;犠牲―モリヤの山からアウシュヴィッツまで;出エジプト―「選民意識」の光と影)
3 ホロコーストの問いかけるもの(アウシュヴィッツの原体験から;エクレシアとシナゴーグ;「預言者たちの預言の光の下に」)

著者等紹介

宮田光雄[ミヤタミツオ]
1928年高知県生まれ。東北大学名誉教授。政治学、ヨーロッパ政治思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぼけみあん@ARIA6人娘さんが好き

2
前から興味のあった本なのだが、こんな内容だったとは想像もしていなかった。特にホロコーストの命名者が強制収容所生還者のノーベル平和賞作家エリ・ヴィーゼルその人で、しかもアブラハムによるイサク奉献(燔祭=ホロコースト)そのものを念頭においていたとは驚いた。通常のホロコーストものとあまりにも違う観点からまとめた本だけど、いろいろと勉強になる。なお、ヴィーゼルは読んだことがないので、時間があれば今度じっくりと読んでみたい。2012/08/22

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