ぼくの複線人生

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000247597
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

新聞連載中より、好評を博した資生堂名誉会長・福原義春氏の自伝的回想。創業者の孫に生まれ、無意識のうちに創業者の理念を引き継いだ幼少時から、大学生、一社員そして経営者の各時代、著者は何を考え、どのように生きてきたのか。仕事も趣味も無我夢中で打ち込んできた「複線人生」から学んだことを伝える、次世代へのメッセージ。

内容説明

資生堂名誉会長・福原義春氏の自伝的回想。創業者の孫に生まれ、無意識のうちに創業者の理念を受け継いだ幼少時から大学生、一社員そして経営者の各時代、著者は何を考え、どのように生きてきたのか。社会の中で企業は、人はどうあるべきなのか。仕事も趣味も無我夢中で打ち込んで来た「複線人生」から学んだことを伝える、エスプリ溢れる次世代へのメッセージ。

目次

1 本籍は銀座、生まれは神田―一九三〇年代から敗戦へ
2 時代は変わる―学生から社会人へ
3 よく働き、よく学んだ―高度成長時代
4 文化力は資本である―伝統と革新を外国で学んだ
5 会社を変える、自分も変わる―経営者の道を歩む
6 社会に生きる―資本と文化をつないで
7 やっとわかったことがある―複線人生を生きて

著者等紹介

福原義春[フクハラヨシハル]
資生堂名誉会長。1931年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業と同時に資生堂入社。米国法人社長を経て、商品開発部長、取締役外国部長を歴任。フランス、ドイツに現地法人を設立、中国に進出するなど海外市場拡大戦略を推進。1987年第10代社長に就任。97年会長。2001年名誉会長。東京都写真美術館館長他公職多数。趣味は写真、洋蘭栽培(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

30
義春先生は慶應幼稚舎に入学でき、オープンでリベラルな空気(18頁)。先生は本が好き、動植物が好きなので漠然と生物学者か遺伝学者にでもなりたいと思っていた。しかし慶應にはその学科がない。医学部だけが生命科学系とも云える(33頁)。結果的に、経済学部予科に進まれた(34頁)。Ⅳ章 文化力は資本である(96頁~)。文化資本の経営である。ゴールドカードのアイデアは秀逸だ(150頁)。資生堂五大主義(151頁)。企業使命、企業理念の大事さ。服装自由、さんづけ運動(154頁)。ティール組織のさきがけか。2021/05/13

Tadashi_N

25
仕事を極める人は、社会貢献や趣味にも秀でている。2016/05/18

がっち

5
資生堂名誉会長の自伝。正直努力の人であるなと思う。時代が違うため、この成功をモデルにすることはできないが、なかなか先見の目を持って生きていたと思う。夢中になるこれが大事だ。2012/07/31

みねお

1
資生堂の名誉会長の人生を振り返るエッセイ集。氏の真摯な姿勢に背筋が伸びる思いだ。2018/05/19

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