ヘーゲルにおける理性・国家・歴史

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ヘーゲルにおける理性・国家・歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 400p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000247122
  • NDC分類 311.234
  • Cコード C0010

出版社内容情報

1970年代以降続々と出版された草稿や講義録を、同時代の状況の中で発展史的に読み解き、従来のヘーゲル政治思想像を大胆に革新した新研究。読者はヘーゲルの歴史哲学と法哲学(国家論)がまさに今日の書であることを確信するであろう。

目次

第1部 ヘーゲル歴史哲学の成立とその背景(「歴史における理性」は人類に対する普遍妥当性を要求できるか?―ヘーゲル歴史哲学の成立とその神学的・国制史的背景;「歴史における理性」はいかにしてヨーロッパで実現されたか?―ヘーゲル歴史哲学の神学的・国制史的背景;世俗化運動としてのヨーロッパ近代―一八三〇年度歴史哲学講義における自由の実現過程とその基礎づけ)
第2部 ヘーゲル国家論と法哲学講義(帝国の崩壊、ライン同盟改革と国家主権の問題―ヘーゲル主権理論の形成とその歴史的背景;西欧政治思想史におけるヘーゲルの国家論―その起源と位置づけ;ヘーゲル法哲学講義をめぐる近年ドイツの論争)
第3部 初期ヘーゲルの思想形成(若きヘーゲルにおける政治と宗教;イェーナ期ヘーゲルにおける体系原理の成立)

著者等紹介

権左武志[ゴンザタケシ]
1959年生まれ。東京大学法学部卒業、法学博士(北海道大学)。北海道大学大学院公共政策学連携研究部教授。西洋政治思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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