仏像のかたちと心―白鳳から天平へ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000246712
  • NDC分類 718
  • Cコード C0071

出版社内容情報

仏像には今も人々の心を鎮め,勇気づける大きな力がある.その力の秘密とは何か.中宮寺半跏思惟像,法隆寺阿弥陀三尊像,薬師寺薬師三尊像,興福寺阿修羅像と西金堂の諸像,東大寺大仏と天平彫刻――白鳳から天平にいたる若き古代の仏像たちの「かたち」に込められた豊かな精神性と世界観,生命の思想を解き明かす.(カラー口絵8頁)

内容説明

仏像には今も人々の心を鎮め、勇気づける大きな力がある。その力の秘密とは何だろうか。―白鳳から天平期という若き日本古代の仏像たちの「かたち」に込められた豊かな精神性と世界観、生命の思想を、多くの図版を参照しながら解き明かす。「国宝阿修羅展」を手がけた著者が誘う、五つの旅。

目次

第1章 白鳳の聖なる思惟―中宮寺・半跏思惟像(表現の特色;技法の特色 ほか)
第2章 極楽浄土の生命とかたち―法隆寺・阿弥陀三尊像(小金銅仏;橘三千代 ほか)
第3章 若き古代 平和と繁栄の理想仏―薬師寺・薬師三尊像(薬師寺の創建;薬師寺の理想 ほか)
第4章 美少年の内面に渦巻くドラマ―阿修羅と興福寺西金堂の仏たち(天平創建時の興福寺と伽藍;西金堂の仏像 ほか)
第5章 無限大の宇宙を浄化する光―東大寺大仏と天平彫刻(大仏以前の東大寺と仏像;東大寺大仏)

著者等紹介

金子啓明[カネコヒロアキ]
1947年東京生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。東京国立博物館に長年勤務し、事業部長等から副館長。その後、慶應義塾大学文学部教授を経て、奈良の興福寺国宝館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

chang_ume

5
キーワード「造形の精神化」から仏像と向き合う。白鳳から天平にかけて、造仏事業がいかなる祈りと救いを実体化させていったのか。白鳳前期の斑鳩(中宮寺など)では聖徳太子信仰の目覚めが太子「分身」への祈りを促し、白鳳後期には国家の「理想」が薬師寺薬師三尊を造形していく。そして天平期興福寺の検討は著者(興福寺国宝館館長)ならではの精緻な内容で、「悔過」(懺悔)の経典解釈をもとに阿修羅像が読み解かれていく。なぜこの「少年」は憂いているのか。なぜ涙を浮かべているのか。仏と人への深い理解と共感が形となった一冊です。名著。2019/05/20

メルセ・ひすい

3
とりあえ 仏像の“かたち”は何を語りかけてくるのか。白鳳から天平にいたる、若き古代の仏像たちの“かたち”に込められた豊かな精神性と世界観、生命の思想を解き明かす。「国宝阿修羅展」を手がけた著者が誘う、5つの旅。2012/09/27

koji

2
中宮寺の半跏思惟像、薬師寺の薬師三尊像、法隆寺の阿弥陀三尊像、東大寺の不空羂索観音立像、そして興福寺の阿修羅像、カラー口絵がとても鮮やかで感動します。本書は、「日本人とは何か」を自問自答しながら読みました。日本は、白鳳、天平で仏像により仏教を普及させます。それは単なるインド、中国から受容したものを、日本人の心情、行為を十分に洞察し、そこから類型化、普遍化させていった鮮やかな手腕があります。そして仏像が遍く全国に広まる中で、今日の日本人のDNAが形づくられ震災の中でも見失わなれない価値観ができたと思いました2013/02/23

misao2662

1
たまには毛色の違った本を読んでみたくなります。途中で眠くなったら寝ます。拾い読みでOKです。2012/10/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5234954
  • ご注意事項

最近チェックした商品