内容説明
何がオバマ大統領を登場させたのか。オバマ政権は、いかなる危機と格闘し、アメリカをどう変えようとしているのか。本書は、ブッシュ前政権成立以降、著者が発表してきた論考やインタビューをまとめ、二一世紀のアメリカが抱える困難と可能性を考察するものである。つねに歴史的な文脈の中でアメリカをとらえてきた著者の、透徹した観察眼が冴える時論集。
目次
1章 9・11後のアメリカ
2章 イラク戦争
3章 漂流するブッシュ政権
4章 オバマ大統領への道
5章 オバマ政権の課題
終章 「変革の大統領」とアメリカの危機
著者等紹介
古矢旬[フルヤジュン]
1947年東京に生まれる。1975年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退。現在、東京大学大学院総合文化研究科・アメリカ太平洋地域研究センター教授。専攻はアメリカ政治外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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