プルーラリズム

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000246460
  • NDC分類 311
  • Cコード C0031

内容説明

この時代のわれわれに、この社会に、多元主義がなぜ必要なのか、それはどのようにして可能なのか。生成過程にある世界の複雑さを受容し、多次元的な視点から多元主義を深く実践すること。信仰、悪、道徳、相対主義、グローバリズム、主権、時間の経験から、多元主義が現代社会にもつ可能性を追究する。

目次

第1章 多元主義と悪(悪の経験;アウグスティヌスの説 ほか)
第2章 多元主義と相対主義(多元主義の限界;アメリカニズムとテロリズム ほか)
第3章 プルーラリズムと宇宙(多元的宇宙;経験とくず ほか)
第4章 多元主義と時間(瞬間性と記憶の波;生成としての時間 ほか)
第5章 多元主義と主権(五人組;主権のエートス ほか)

著者等紹介

コノリー,ウィリアム・E.[コノリー,ウィリアムE.][Connolly,William E.]
ジョンズ・ホプキンス大学教授(政治学)。1984年から90年まで「ポリティカル・セオリー」誌編集長

杉田敦[スギタアツシ]
法政大学法学部教授(政治理論)

鵜飼健史[ウカイタケシ]
日本学術振興会特別研究員、ロンドン大学ゴールドスミス校博士候補生、政治理論

乙部延剛[オトベノブタカ]
ジョンズ・ホプキンス大学政治学部博士課程、政治理論・政治思想史

五野井郁夫[ゴノイイクオ]
日本学術振興会特別研究員、政治学・国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

砂糖 翠

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精読のために再読2015/12/04

砂糖 翠

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アゴーンの政治については、他の著作であるアイデンティティについて読んだので概ね理解はできた。本書で、私が中心的に論じられていると思ったのは生成についてだ。ベルクソンの生成を用いながら、持続について着目していた。ただ脱領土的な繋がりを論じる一方で、もしかしたら述べられていたかもしれないが、持続のための個人的な土地性などが少しないがしろにされていたようにも思われる。2015/02/27

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