出版社内容情報
人生の苦悩からの救いを求めてお釈迦様に帰依した仏弟子たち.お釈迦様に示された道を歩むことによって,濁悪の世の苦しみから解脱することができた彼らの姿と,ほとけの教えの根本を,現代を生きるすべての人に.
内容説明
お釈迦さまに導かれて濁悪の世の苦しみから解脱することができた仏弟子たちの姿と、ほとけの教えの根本が、ものがたりになった!不運を嘆き、世を怨む、現代人への贈り物。
目次
本当のやさしさ―チュンダ
心にひそむ傲慢をすてよ―ラーフラ
生きとし生けるもののために―アヌルッダ
なすべきこととなしてはならぬこと―ウパーリ
怠らずに努めよ―プンナ
強い者は弱い者のごとくであれ―カッチャーヤナ
わたしは努力をつづけている―スブーティ
その群を離れて―コンダンニャ
清らかで清潔な皮膚の色―五人比丘
森に住む者―サーリプッタ、モッガラーナ〔ほか〕
著者等紹介
立松和平[タテマツワヘイ]
1947年栃木県生まれ。作家。早稲田大学政経学部卒業。著書に『遠雷』(河出書房新社、野間文芸新人賞)『毒―風聞・田中正造』(東京書籍、毎日出版文化賞)『卵洗い』(講談社、坪田譲治文学賞)『光匂い満ちてよ』『恩寵の谷』(以上、新潮社)『境界の誘惑』『うんたまぎるー』『贋 南部義民伝』『黙示の華』(以上、岩波書店)ほか多数
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