内容説明
ハイパーソニック・エフェクトとは、超高周波が脳深部を劇的に活性化し、さらに心身全体の働きを高める現象である。この驚くべき現象の発見から社会での応用まで、一連の研究を集大成する記念碑的著作。脳・心・躰に驚く超高周波が、健康と文明のあり方を鋭く問いかける。
目次
第1部 ハイパーソニック・エフェクトの発見(ディジタルオーディオで求められた「人間はどの周波数までの音に反応するか」;研究の発端;新しい研究の手法、材料、装置をゼロから構築する ほか)
第2部 ハイパーソニック・エフェクトの実像(ハイパーソニック・ファクターの作用の双極性と周波数構造;ハイパーソニック・ファクターがミクロな時間領域に示す変容構造;聴こえない超高周波の体表面からの受容 ほか)
第3部 ハイパーソニック・エフェクトの活用(「脳にやさしい音の街」を成功させた“好感形成脳機能”の活性化;博物館展示をハイパーソニック化して音によるリアリティーを構築する;移動する閉鎖性空間“乗り物”の内と外との音環境を快適化する ほか)
著者等紹介
大橋力[オオハシツトム]
1933年生まれ。東北大学卒。(公財)国際科学振興財団情報環境研究所所長。文明科学研究所所長。情報環境学を提唱する。山城祥二の名で芸能山城組を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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