内容説明
仕事の内容や就労の形態が多様化し、変容する中でわれわれはどこに労働の意味を見出そうとしているのか。高齢化と人口減少に直面する日本の労働環境の変化は、ライフコースにいかなる影響を及ぼすのか。労働の現況を改善するには、どんな考えが重要なのか。六名の研究者が、現地調査と統計データに基づき、成熟社会における労働のあり方を考える。
目次
第1章 成熟社会で“働く”こと
第2章 地に足の着いた雇用改革を
第3章 多様化するライフコースとその課題
第4章 日本人は、なぜ六五歳を超えても就労意欲が高いのか?
第5章 “地域”において“働く”こと
第6章 中間的な組織での自由な労働
著者等紹介
猪木武徳[イノキタケノリ]
1945年生まれ。青山学院大学特任教授。大阪大学名誉教授。国際日本文化研究センター名誉教授。労働経済学・経済思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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