反ファシズムの危機―現代イタリアの修正主義

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反ファシズムの危機―現代イタリアの修正主義

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  • サイズ B6判/ページ数 166,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000244329
  • NDC分類 312.37
  • Cコード C0022

内容説明

ファシズム支配の終わりから六十年余、イタリアでいま、ムッソリーニ独裁を倒したレジスタンスの歴史的意義を公然と否定する言論が台頭している。だが、戦後イタリアの出発点となった反ファシズムの精神を歴史の記憶から抹消してしまってよいのか?歴史修正主義と政治修正主義の双方から放たれる反ファシズムへの批判にたいして、気鋭の歴史家が、政治・歴史・文化の諸分野にまたがって痛烈な反批判を展開。

目次

ポスト反ファシズム
ファシストたちの消滅
カレンダーの争奪戦
分断された記憶への賛美
「超党派的」歴史の批判
身分証明書
意識の激震
生における差異
犠牲者の記念碑化
現代史の授業
老年について
復活したクァルンクィズモと内戦の休戦
イタリアの女たち
レジスタンスの神話
ファシズムなきファシズム支配の二十年間
郷土派
反政治の復讐
「ソヴィエト的」憲法?
プレビッシート(人民投票)通り
ルイジアナの未開人

著者等紹介

ルッツァット,セルジョ[ルッツァット,セルジョ][Luzzatto,Sergio]
1963年生まれ。近現代史(フランス・イタリア)。トリーノ大学教授

堤康徳[ツツミヤスノリ]
1958年生まれ。イタリア文学。慶應義塾大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

D

15
ファシズム政権への評価見直しについての批判。歴史は複数の側面によって構成されている。一つの側面しか見ずに、評価をおこなえば偏りというものが出てくる。複合的な視野に立てれば良いが、偏見や差別、常識などそれを阻害する。人間の限界というものものかもしれないが、それを放棄していけない。放棄すれば、狂気が生まれ暴走を繰り返す。世界全体が偏りをみせているような気がする。2014/07/30

unpyou

2
副題は「現代イタリアの修正主義」。終戦時の日伊の大きな違いは、イタリアは自らの手でムッソリーニを排撃し、ファシスト&ドイツ軍VSレジスタンスの20ヶ月の武装闘争により、諸都市をイタリア人自身の手で解放した反ファシズム神話にあるが、抵抗のリーダーが共産党であった事から、特に冷戦終結後の90年代より反ファシズム神話解体・相対化の動きが起こり、ネオファシストが政権に参加する事態さえ起きている。このようなイタリアでの歴史修正主義に対する歴史学者の批判的エッセイ。現地目線の書だが註が適切で難解さはなく、面白い。2014/03/08

えぃあぃ

1
反ファシズムという姿勢の妥当性を矮小化したり曖昧にする言説が、「ファシズムとその逆の立場のどちらにもつかないから偏りのない見解である」と捉えるのは全くのお門違いであり、それは単に彼らの政治・歴史観がいかに無責任であり、またそもそも無関心であるかということを覆い隠すための言い逃れでしかないと喝破する本。立証できるものから結論を構成するという歴史学の基本の、過程や順序を踏み違えないことの重要性を実感するとともに、自身も歴史を学ぶ人間として修正主義に断固として反対し、立ち向かって行かねばならないと確信させられた2021/10/24

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