日本の立ち位置を考える―連続シンポジウム

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  • サイズ B6判/ページ数 193,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000242981
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0031

内容説明

中国の台頭と米国の退潮というパワーシフトが進行するなかで、東アジアでは緊張が高まっている。長期にわたる経済停滞を経験した日本では、閉塞感や内向きの姿勢、排外主義が強まっている。このまま日本は国際的な存在感を小さくさせていってもよいのか。今後、世界の中でいかなる「立ち位置」をとるべきなのか。内外の有識者が様々な角度から議論を重ねる。国際文化会館で行われた連続シンポジウムの記録。

目次

第1章 日本の歩み、日本のこれから
第2章 一九三〇年代から見た現代日本
第3章 日米関係の過去・現在・未来
第4章 台頭する中国とどんな関係を築くか
第5章 韓国・中国・日本の関係を考える
第6章 日本の課題、東南アジアからの視点

著者等紹介

明石康[アカシヤスシ]
1931年生まれ。東京大学教養学部卒業。バージニア大学大学院修了。1957年から国連事務局に勤務。事務次長(広報、軍縮、人道問題)、事務総長特別代表(カンボジア暫定統治機構、旧ユーゴスラビア)などを歴任し、1997年に退官。広島平和研究所初代所長を経て、現在、公益財団法人国際文化会館理事長など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

19
ニュースで憲法集会を自治体が後援しない。 TBS系で今やっている。 政治的中立性の名の下で。 「この国には今、静かな排他的ナショナリズム が進行しているようにも見える」(ⅵ頁)。 五百旗(五百旗頭)先生は、 人間の安全保障を加えた総合安保を提起される(16頁)。 脆弱な個人は一人ではなかなかいのちの危機を 克服し得ない。 E・F・ヴォ―ゲル名誉教授は、 世界各地の軍は、集団的自衛権に加わりPKO への軍隊派遣という負担を他国と共有しようと しない日本を批判的に見ている(79頁)。    2014/05/03

晴耕雨読

0
いまいちテーマが散漫な印象。加藤先生の1930年代と現代のアナロジー解説は面白い。2015/09/18

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