内容説明
いま公立学校に対して親や社会全体に不信感と不満が広がっている。一番いい学校にするために、「コミュニティスクールや学力テストの結果をどう活用するか」「いい取り組みをどう継続させ、普及させるか」「地域連携イノベーションをどう起こすか」…豊富な事例をもとに検証・提案してゆく。
目次
第1章 地域連携の原点―「陸の孤島」の小さな学校と「いただきさん」の伝統(地域が支える学校;「大きくなったら、絶対、伊座利にお家を建てて住むんだ」 ほか)
第2章 コミュニティスクールの戦略的活用(東京都杉並区立三谷小学校―「カード」をめったに切らないことが大事;和歌山県新宮市立光洋中学校―イギリスの大学の先生が小さな町の中学校長になった ほか)
第3章 さまざまなツールを活用して「いい学校」を作る(強まる経済指向とつながりのつけ直し;四〇年ぶりに再開された全国学力テスト ほか)
第4章 京都市のイノベーションと日本文化の「型」(京都市の戦略的な教育施策;福澤諭吉が見た番組小学校 ほか)
第5章 すべての学校を日本で「一番いい」学校にするために(ソーシャル・キャピタルと学力の関係;コミュニティ・ソリューションという考え方 ほか)
著者等紹介
金子郁容[カネコイクヨウ]
1948年東京都生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科委員長、教授。スタンフォード大学Ph.D.。ウィスコンシン大学計算機学科および経営工学科淮教授、一橋大学教授などを経て94年より現職。1999年~2002年に幼稚舎長を兼任。情報論、ネットワーク論、意思決定論などを通して、ボランタリーな組織原理を探る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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