21世紀日本への期待―危機的現状からの脱却を

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000242042
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

出版社内容情報

21世紀の日本に何を期待するのか-現在,日本の社会が,政治面でも経済面でも行き詰まった状態にあり,精神面の荒廃さえ叫ばれる.暗いトンネル内の低迷から抜け出して,どうしたら明るい将来の光明をつかむことができるのか.

内容説明

21世紀に入って、日本をめぐる経済環境は一段と悪化している。不良債権の処理は進むどころか増え続けており、失業率は5%を超え、日立、富士通などのIT企業でのリストラも相次いでいる。さらに小泉政権は、靖国神社参拝問題、米国同時テロ事件などをめぐって政治的混迷を繰り返している。日本は、はたして新しいモデル社会づくりのリーダーシップを発揮できるのか。著者は、いまこそ発想の転換が必要であると論じる。

目次

第1章 トンネルの中の日本(「人心の荒廃」;トンネルの中の日本経済;成長それ自体が目的ではない)
第2章 発想の転換(戦前軍国主義との断絶こそが問題;安保を見直しての自立;成長それ自体が目的ではない)
第3章 規定要因の変化(技術革新の見通し;宇宙船地球号内でのグローバル化)
第4章 二十一世紀を迎えてのビジョン(経済の新生;都市の再生;日米安保の見直し;ものの豊かさを超えて)

著者等紹介

都留重人[ツルシゲト]
1912年東京生まれ。ハーヴァード大学経済学部卒業。47年第1回『経済白書』を執筆。48年東京商科大学教授。72‐75年一橋大学学長。のち朝日新聞論説顧問。明治学院大学教授を歴任。一橋大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品