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なぜ変える?教育基本法

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  • サイズ A5判/ページ数 321p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000241588
  • NDC分類 373.2
  • Cコード C0037

内容説明

子どもたちや学校に、数々の問題が出ているのは事実である。しかし、教育基本法を改定すればそれらの問題が解決するなどということがあるだろうか?そもそも教育基本法とはどんな法律であり、与党案のように改定されたら、何が起きるのだろうか?本書では、日本を代表する教育研究者、法律家、作家、哲学者らが、教育基本法改定問題について、広く市民に訴える。

目次

1 教育基本法改正と日本の行方(ほんとうの伝統とは何か;「教育の力にまつべきものである」―改正案から欠落している一句 ほか)
2 いま、教育基本法を変えるおかしさ(教育基本法「改正」法案の何が問題か)
3 改正案を徹底的に検証する(対談 これは「教育のクーデター」だ―尾木直樹・西原博史;自民党文教族は妥協していない ほか)
4 教育基本法を活かす(教育基本法とはどんな法律か;対談 教育基本法は現場で生かされてきたのか―奥地圭子・牟田悌三 ほか)
5 資料(教育基本法改正経過年表;教育改革国民会議報告「教育を変える一七の提案」(抜粋) ほか)

著者等紹介

辻井喬[ツジイタカシ]
1927年生まれ。作家、詩人。詩集『異邦人』で室生犀星賞、小説『虹の岬』で谷崎潤一郎賞

藤田英典[フジタヒデノリ]
1944年生まれ。国際基督教大学教授。教育社会学

喜多明人[キタアキト]
1949年生まれ。早稲田大学教授。情報センター「子どもの権利条約ネットワーク」代表。子どもの権利条約総合研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiki

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旧教育基本法の成り立ちと改定が急がれた理由などの記載。 歴史を全て忘れ、国民に十分に知らされないまま時代や世界の流れと逆行する法律を認めてしまう日本社会。公立学校に子どもを預けることは到底できないと思う内容だった。 このまま上の言うことに従うだけの人間を大量生産し、憲法9条を書き換え、いつでもアメリカの手下として戦争に子どもを送る準備が着々と進んでいる。改定前からこうなることを予測されている著名人達。 教育までも国家が介入することに憤り。自分の身は自分で守るしかない世の中と突きつけられた。2018/02/25

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