出版社内容情報
ろう重複障害者とその家族,彼らを支える関係者の姿を描き,大反響を呼んだ漫画『どんぐりの家』.なぜ著者は障害者の世界を描き続けたのか.自身の経験に基づく障害者問題を創作過程の試行錯誤をまじえて率直に語る.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
紫綺
70
これは障害者だけの問題ではない!大きく我々の暮らす社会の問題なのだ!障害者に関わる人たちにとって根本に流れるのは、「生命肯定と共生の理念」。助け助けられる…人の根源はいつから揺るぎ出したのだろう?深く考えさせられる一冊。2018/06/28
ひほ
38
障害者とその家族、彼らを支える人々の姿を描き、反響を呼んだ漫画「どんぐりの家」。なぜ、著者は一貫して障害者の世界を描き、支援運動に参加してきたのか。障害者問題を、創作過程の試行錯誤を交え、率直に語る。読友さんの感想を読んで気になった1冊。最近は障碍者に対する意識が以前に比べればだいぶん理解されてきつつあるとは思いますが、でもまだまだ不十分なのではないかと思います。あとがきを読んで作者の障碍者に対する温かい思いを感じられました。この本を紹介してくださった読友さんたちに感謝です。2018/08/11
rokoroko
16
どんぐりの家から続けて読んだ。結婚してから義弟が障害者と知った。(一人っ子だと思ってた)義母はさっさと亡くなり義父も無関心だった。どうやら義弟も私の当番表にあるらしい。なるべく理解をと思ってヘルパーやら介護専門員やら資格取って勉強したけど根底に宗教に逃げた義母や預けっぱなしの義父に怒りがあった。でもこれを読んで無理だったなと思った。仕方ない。義父母はどんなに哀しかっただろう。立ち上がるにはエネルギーが必要だものね。でも今年彼ともう意思疎通できず、歩けなくなったよお義母さん。2018/07/03
Miyoko Miura
6
信じられないような悲しい現実があった事、手話を禁止されていた現実、一昔前までのろうあ者の問題など、わかりやすく書いていただいている本でした。 障害者問題ではなくて、健常者問題と言う言葉が確かに!と思いました。2016/10/11
okatake
5
漫画で障害者を描き続けた著者。漫画で描く上で出会った人々や経験、障害者運動の歴史や問題点、そして御自身の考えを纏めた著作。 うちの図書館にはあったよね。「どんぐりの家」も「わが指のオーケストラ」も。でも、私は恥ずかしながら、読んだことありません。読もうとすらしなかった。何で読まなかったのだろうと今さらながら後悔。今、利用している図書館には漫画は置いていない。これも、ある意味問題かも。表現形式で差別があるのでは。こういうことに気づくのがとっても遅いよね。でも、気づけて良かったです。2018/07/05




