哲学のプラグマティズム的転回

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哲学のプラグマティズム的転回

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  • サイズ B6判/ページ数 399p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000240574
  • NDC分類 133.9
  • Cコード C0010

出版社内容情報

二〇世紀の終りに哲学に生じた「プラグマティズム的転回」。古典的著作に再び光をあて、哲学に新たな進展をもたらしたこの事態を、パース、ジェイムズ、デューイからハーバーマスやブランダムにまで至る大きな流れの中で描き出す。

内容説明

「言語論的転回」によって大きく変容した現代の哲学は、さらに、二〇世紀の終わりに「プラグマティズム的転回」を遂げた。哲学そのものの捉え方の変化は、忘れられたかにみえた古典的著作に再び光をあて、哲学に新たな進展をもたらした。多くの著作によって同時代の哲学動向を見わたしてきた著者が、パース、ジェイムズ、デューイから、ハーバマスやブランダムまで、百年にわたる現代哲学の大きな潮流を描き出す。

目次

第1章 パースのデカルト主義批判
第2章 ジェイムズのプラグマティックな多元主義と倫理的帰結
第3章 デューイの根源的民主主義のヴィジョン
第4章 ヘーゲルとプラグマティズム
第5章 プラグマティズム・客観性・真理
第6章 経験が意味するもの―言語論的転回のあとで
第7章 ヒラリー・パットナム―事実と価値の絡み合い
第8章 ユルゲン・ハーバマスのカント的プラグマティズム
第9章 リチャード・ローティのディープ・ヒューマニズム

著者等紹介

バーンスタイン,リチャード・J.[バーンスタイン,リチャードJ.] [Bernstein,Richard J.]
1932年生。ニュースクール・フォー・ソーシャル・リサーチ教授

廣瀬覚[ヒロセサトル]
仙台市医師会看護専門学校非常勤講師

佐藤駿[サトウシュン]
東北大学大学院文学研究科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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砂糖 翠

2
二点ほど雑感を。 ・セラーズとデイヴィッドソンの位置づけが明確だったし、ようやく二人の意義がわかった点はよかった。 ・少しだけ触れられていたブランダムの客観性は面白そうなので、個人的に深めたい。客観性とは、構造上の相違である。2017/12/28

有智 麻耶

1
古典的プラグマティストの哲学、プラグマティズムが対象としてきた諸問題の整理、現代のプラグマティズム的哲学の三部からなる、プラグマティズムの見取り図。ミードがほとんど扱われていないことに疑問が残る(デューイやハーバーマスへの影響の大きさからしても)が、ただ時系列で哲学者を並べて思想を紹介していくものを読んでも仕方ない気もするので、これはこれでよかった。特にパットナムによる「事実と価値の絡み合い」の議論は、価値から逃れられない一方で何かと中立性を要求されがちな教育の分野にも資するものだと思う。2018/06/30

しお

0
古典的プラグマティストに列せられる三人(パース、ジェイムズ、デューイ)を軸として、ヘーゲル、客観性、経験などのトピックが彼らによってどう理解され(第1章〜第6章)、その理解がのちに(たとえば、ハーバマス、パトナム、ローティなどによって)どう受容されたかを明快に描き出す(第7章〜第9章)。分析哲学の潮流とは一線を画す系譜が浮かび上がるとともに、各哲学者もその系譜に並ぶことによって別の読まれ方が待望される。哲学史にしか興味がなかった自分が今後哲学に興味を抱くきっかけになる本となりそうだ。2021/11/30

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