出版社内容情報
厳しい経済状況にもかかわらず、軍備拡大を続けるオバマ政権下のアメリカ。著者は、長年にわたって、沖縄の米軍基地やイラク、アフガニスタンへの軍事侵攻、自らもかかわったことがあるCIA、さらには民間企業の軍事への参入などを厳しく批判してきた。歯切れのいい文体と膨大なデータとともに書かれた,渾身の遺著。
内容説明
逼迫した経済状況にもかかわらず、軍備拡大を続けるオバマ政権下のアメリカ。著者は、長年にわたって、沖縄の米軍基地やイラク、アフガニスタンへの軍事侵攻、自らも内情にくわしいCIAのありかた、さらには民間企業の軍事への参入などを厳しく批判してきた。この本は、歯切れのいい文体と膨大な文献などとともに、いま、アメリカがなすべきことを説く、渾身の遺著である。最晩年にロサンジェルス・タイムズ紙に執筆した、普天間への思いを綴った論文、そして人生のパートナー、シーラ・ジョンソン夫人による、日本版への書き下ろしも収める。
目次
自滅への選択肢
第1部 過去の行い
第2部 スパイとならず者と傭兵たち
第3部 基地の世界
第4部 ペンタゴン、破壊への道
第5部 解体事始め
回想―チャルの知的変遷(シーラ・ジョンソン)
著者等紹介
ジョンソン,チャルマーズ[ジョンソン,チャルマーズ][Johnson,Chalmers]
1931年、アメリカ・アリゾナ州フェニックスに生まれる。53年カリフォルニア大学バークレー校経済学部を卒業。朝鮮戦争に従軍し、横須賀に滞在中に日本に関心を持つ。帰国後、同校に戻り、57年政治学修士号、61年政治学博士号を取得、アジア専門の政治学教授となる。87年にカリフォルニア大学サンディエゴ校に移り、92年に退職して日本政策研究所を設立。多くの著作の中でも特に『中国革命の源流』と『通産省と日本の奇跡』が有名。2010年11月死去
雨宮和子[アメミヤカズコ]
1947年東京都に生まれる。一橋大学商学部を卒業後、渡米。フリーランスライターを経て、93年にカリフォルニア大学サンディエゴ校社会学部で博士号を取得。96年よりボリビアへの沖縄移民研究に着手。日本政策研究所、全米日系博物館、米州開発銀行、カナダ建築センターなどの主催するさまざまな研究プロジェクトに参加し、論文を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
k2jp
キミ兄