出版社内容情報
自然素材にまつわる知識や技術の共有を目指すエルメス財団の取り組み、スキル・アカデミー。「木」に続く本書は、フランスで編まれた書籍シリーズ〈Savoir &Faire〉から9本を厳選・翻訳、日本語版オリジナルコンテンツを加え、陶芸、アート、歴史、建築、工業、民俗学などさまざまな切り口から、身近な素材である「土」に迫る。カラー図版多数。
内容説明
土と人、手わざが出会うところ。私たちの身近な素材「土」に、アート・歴史・建築・民俗学などからアプローチする。エルメス財団「スキル・アカデミー」の書籍化。
目次
土とやきもの(ユーグ・ジャケ)
黒い土と赤い土(赤坂憲雄)
1 土と生きる(土壌の豊かさと持続可能な農業における粘土の役割(リディア&クロード・ブルギニョン)
生の土の建築―その様々な起源から今日まで(ティエリ・ジョフロワ)
土と左官から見た日本の建築史(多田君枝)
工業用セラミック分野での主な進歩(アンヌ・ルリッシュ)
ポートフォリオ《日本典型》(柴田敏雄))
2 土とつくる(技術、欲望、分類、恐怖―土と向き合う現代日本のアート(バート・ウィンザー=タマキ)
コンテンポラリー・アートにおける土(ジル・A・ティベルギアン)
ミケル・バルセロ―地形図 アトリエ訪問(ユーグ・ジャケ)
土と手を合わせる(カネ利陶料)
ポートフォリオ《土と身体》)
3 土と動く、土は動かす(釉薬(ジャン・ジレル)
西洋陶磁略史―そのいくつかの起源から一八世紀末まで(クリスティーヌ・ジェルマン=ドナ)
アドリアン・デュブシェ国立磁器美術館コレクションでたどる磁器の歴史(セリーヌ・ポール)
技術と継承―海を越えて産地になるまで(三河内焼)
ポートフォリオ《記憶のかけら》(小川待子/高橋マナミ))
感想・レビュー
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