出版社内容情報
戦後の中国思想史研究に新生面を切り拓いた碩学、溝口雄三(1932-2010)。宋代から近現代までをも視野に収めたその論究の精華を二冊に編む。第一集では、伝統思想の鍵となる概念――理・自然・道・天・心・公私を説き明かし、中国独自の民生主義や社会主義思想の淵源を探る。日本思想史研究・相良亨氏との、日中概念比較の対談も収録。
内容説明
戦後の中国思想史研究に新生面を切り拓いた碩学、溝口雄三。宋代から近現代までをも視野に収めたその論究の精華を二冊に編む。第一集では、伝統思想の鍵となる概念―理・自然・道・天・心・公私を説き明かし、中国独自の民主主義や社会主義思想の淵源を探る。日本思想史研究・相良亨氏との、日中概念比較の対談も収録。
目次
1 対談 異と同の瀬踏み―日本・中国の概念比較(問題の動向;対象化に向けて;諸概念の関連;習俗と日本の理;理と自然;道、天そして心)
2 理
3 自然
4 道
5 天
6 心
7 公・私
著者等紹介
溝口雄三[ミゾグチユウゾウ]
1932‐2010。東京大学・大東文化大学名誉教授、中国社会科学院(大学院)名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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