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内容説明
スペインをはじめ地中海をとりまく地域では、独特の“名誉”観念が広く共有されている。とりわけ家族の女性の貞潔さに基づくとされるこの“名誉”観念は、ときに深刻な悲劇を生み、多様な変奏を伴いながらも、今日もなお人びとの行動と思考を規定している。中世にさかのぼるこの観念の醸成の経緯や歴史的変遷、そして宗教との複雑な関わりを、著者は永年にわたるスペイン社会史・家族史の研究蓄積を踏まえて解き明かす。
目次
1 環地中海地域における“名誉”観念(はじめに―“名誉”観念の表出現象;環地中海地域になぜこの観念が遍在するのか;民衆がなぜ“名誉”観念をもつのか;“名誉”はなぜ女性の貞潔性と結びついたか;宗教は“名誉”観念生成にどのような役割を果たしたか)
2 スペインにおける“名誉”観念の生成と変遷(“名誉”観念はスペインでいつ、どのように生成されたか;“名誉”観念の成立後にどのような変化がおきたか;カスティーリャ王国でジェンダーはどのように生成されたか―“名誉”観念からの派生;ジェンダーの教会による官製化―トリエント公会議以後の聖図像の変遷をとおして;近世・近代における“名誉”観念の顕れ)
著者等紹介
芝紘子[シバヒロコ]
1944年、東京都生まれ。1966年、津田塾大学学芸学部英文科卒業。1970~74年、マドリード・コンプルテンセ大学に留学。2005年、文化史学博士(同志社大学)。東海学園大学ほか複数大学で非常勤講師を務める。専攻はスペイン社会史・家族史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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