内容説明
地球温暖化問題は、排出量取引・炭素税といった経済的対策や、科学技術の革新によって解消できるのか?それとも発展途上国も含めた世界全体のエネルギー消費を削減するだけではなく、経済成長までも抑制しなければならないのか?我々が享受する近代以降の社会・経済システムそれ自体のあり方にまで踏み込んで、中長期的視点から解決の道筋を探る。
目次
第1章 地球温暖化問題はなぜ登場したか
第2章 経済発展とエネルギー消費
第3章 排出削減の可能性
第4章 排出削減の政策手段
第5章 国際的対策はなぜ難しいか
第6章 低炭素社会は実現できるか
著者等紹介
石見徹[イワミトオル]
1948年生まれ。71年東京大学経済学部卒。77年同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。法政大学社会学部を経て、東京大学大学院経済学研究科教授、経済学博士(東京大学)。専攻は国際経済、比較経済史、環境経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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