仏独共同通史 第一次世界大戦〈下〉

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仏独共同通史 第一次世界大戦〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000237970
  • NDC分類 209.71
  • Cコード C0022

内容説明

その後の世界のあり方を決定的に変えたといわれる第一次世界大戦の歴史を、政治史・経済史・軍事史・外交史にとどまらず、社会史・文化史(戦場での暴力、兵士や銃後の市民の意識、社会統合、戦後の記憶のあり方…)の最新の成果を踏まえ、総合的に描か出す。仏独両国の大戦研究の第一人者が共同で執筆した定評ある通史の翻訳。下巻は、長期戦や戦場の暴力の問題をとりあげるとともに、連合国の勝利と講和に至るまでの推移をたどり、第一次世界大戦をヨーロッパの統合過程の出発点に位置づける。

目次

第3部 前代未聞の暴力を伴う戦争?(承前)(戦場の暴力;民間人に対する暴力)
第4部 なぜかくも長期戦になったのか?(神話となった短期戦;勢力均衡;講和の試み)
第5部 やぶれた均衡(ドイツ優位への均衡解消;勝利と講和;戦後)

著者等紹介

ベッケール,ジャン=ジャック[ベッケール,ジャンジャック][Becker,Jean‐Jacques]
1928年パリ生れ。フランス現代史。パリ第10大学(ナンテール)名誉教授、ペロンヌ大戦博物館・研究センター名誉所長

クルマイヒ,ゲルト[クルマイヒ,ゲルト][Krumeich,Gerd]
1945年デュッセルドルフ生れ。ドイツ・フランス近現代史。デュッセルドルフ大学名誉教授、ペロンヌ大戦博物館・研究センター副所長

剣持久木[ケンモチヒサキ]
1961年東京生れ。フランス現代史。上智大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。静岡県立大学国際関係学部国際言語文化学科准教授

西山暁義[ニシヤマアキヨシ]
1969年神奈川生れ。ドイツ現代史。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、共立女子大学国際学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

61
下巻は主に戦争そのものの推移を記述。ただし細かい戦闘の経過はあまり書かれていない(例外は緒戦のドイツのベルギー蹂躙とパリへの電撃戦がいかに挫折したかで、地図が頭に入っていないとちょっと読みづらい)。それより大局的に、短期決戦のはずが勢力均衡のため長期塹壕戦になり、革命によりロシア戦線が崩れるのと無差別潜水艦作戦によりアメリカが参戦するという事態で均衡が崩れる中、結局長期の包囲・封鎖に苦しめられたドイツの兵士達が戦闘意欲を失う中で革命が起こり敗北するという流れが示される。訳者による地図・図版の追加が嬉しい。2023/01/07

井上裕紀男

25
塹壕病もひどいが毒ガス兵器使用による戦後被害が兵士の生涯に傷をつけ続ける。敵戦地の占領による地元住民の誘拐とも言える移送、戦後の居住地移動は市民の暮らしを破壊している。 戦時中の講話について記述があるが詳細が分からず頁数も少ない。終結を早めたのが新兵器の戦車や爆撃機、潜水艦というのが悲しい現実。関与する国が多過ぎると折り合いがつかなくて和平の道が絶たれるのもこの頃からなのでしょうか。 日本も中国侵略を目的に独に宣戦布告、戦争景気に沸いていたが、当時仏独の戦いをすぐに研究すれば後の大戦は避けられたはず 2021/08/08

陽香

2
201203162017/10/01

tsuitsui

2
日本人はWWⅡ(アジア太平洋戦争)を重視しますが、むしろ世界的にはWWⅡはWW Ⅰの延長に位置しているものと考え、こちらのほうが衝撃が大きかったと思いました。平和を求める平和主義者たちの声はあったのにも関わらず、両国民同士の過剰な祖国を守ろうとする防衛心によって戦争は起き、終わらない。。。 EU危機が騒がれてますが、一蓮托生の状況がある意味一番なのかもしれませんね。 色々言いますが戦争に正義はないです、起こさないと努力することが大切。2013/10/11

にかの

2
全体を通してこの対戦を見ると、国家間の様々な試みや政策が全て悪い方へいってしまったが為に、このような悲惨な大戦が生みだされたといっても過言ではないと思います。この『悪い方へいってしまった』っていうのが大戦後の講和条約にもあてはまり、勝者が敗者を犯罪人として裁く姿勢。それも国民全体を最悪の犯罪者とみなす姿勢がその後のナチスの台頭と第二次世界大戦を呼び起こしてしまったのだとわかります。調べれば調べるほど正義もなければ悪もない、勝敗すら曖昧な中で唯一確かなのは「戦争は凄惨なる悲劇である」ということだけです。2012/06/17

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