内容説明
谷川詩の本質を浮彫りにし、なぜ愛読されるのかを明らかに―日中両国詩壇で活躍する気鋭の詩人による本格的文学評論。
目次
第1章 変化の哲学―谷川俊太郎概論
第2章 詩歌の翻訳論的考察―谷川詩の検証を通して
第3章 物の声―『定義』論
第4章 谷川詩の多様性―二つの言葉が表現した「木」
第5章 神は死んだが、言葉は生きている―『minimal』論
第6章 中国における谷川詩の受容
著者等紹介
田原[ティエンユアン]
詩人。1965年、中国河南省生まれ。高校生のときから詩作をはじめ、河南大学在学中に最初の詩集を刊行。1991年、大学から派遣されて来日。天理大学日本語学科などで学ぶ。谷川俊太郎の作品に感銘を受けて『谷川俊太郎詩選』を中国語に全部で四冊編訳。中国における日本詩歌の見直しと谷川俊太郎ブームのきっかけを作った。立命館大学大学院博士課程を修了し、『谷川俊太郎論』で文学博士号を取得。現在、東北大学で教鞭を執る。中国語、日本語で詩作を続ける一方で、日本の現代詩人の作品を中国語に多数翻訳するとともに、日中の詩人同士の幅広い本格的文化交流を実現(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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