出版社内容情報
古典文学を精読し,ことばと感受性を鍛え上げた著者自らが厳選した,随想集の決定版.第3巻には,竹西文学の到達点『山河との日々』を含む,97年以降発表の計36篇と,深い敬愛に満ちた文学者9名への追悼文を収録.
内容説明
文学の悦びをこころゆくまで味わわせてくれる厳選された名品の数々。竹西文学の到達点『山河との日々』を含む九七年以降発表の計三六篇と深い敬愛に満ちた文学者九名への追悼文を収録。
目次
庭の恵み
「源氏物語」があるということ
「枕草子」と「徒然草」
批評の饗宴―「日本の文学論」を書き終って
山河との日々(採石場の音;水車小屋まで ほか)
文化の水位
淀屋橋
少しの春〔ほか〕