それでもわが家から逝きたい―在宅介護の現場より

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000237284
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0036

出版社内容情報

住み慣れたわが家で,自分らしい最期を迎えたい――これは多くの人の願いでしょう.けれども,家族の介護力は弱まり,老いの支援体制も脆弱な現在,わが家から旅立つことができるのでしょうか.生活援助や老老介護,終末期医療の問題など,老いの始まりから終わりまでを見渡しながら,具体的なエピソードを豊富に織り交ぜて考えていく.

内容説明

住み慣れたわが家で、自分らしい最期を迎えたい―これは多くの人の願いでしょう。けれども、家族の介護力は弱まり、老いの支援体制も脆弱な現在、わが家から旅立つことはできるのでしょうか。「それでもわが家から…」という願いに、どう向き合えるのでしょうか。生活援助や老老介護、終末期医療の問題など、老いの始まりから終わりまでを見渡しながら、制度・政策、家族や地域の問題を考えていく。具体的なエピソードもふんだんに収載。本人や家族、ホームヘルパー、看護師、医師たちの困難と努力の物語。

目次

第1章 ほんの少しの支えがあれば
第2章 家族介護をどう救う
第3章 在宅介護のふしぎな力
第4章 わが家を医療・介護の拠点に
第5章 人生の最終章のために
おわりに 健康な老いと静かな終末期

著者等紹介

沖藤典子[オキフジノリコ]
1938年、北海道生まれ。北海道大学文学部卒業。1961~76年、(株)日本リサーチセンター調査研究部勤務。現在、ノンフィクション作家。2005~2009年度に厚生労働省社会保障審議会・介護給付費分科会委員を務める。高齢社会をよくする女性の会副理事長。日本臨床倫理学会会員。著書に『介護保険は老いを守るか』(岩波新書、第8回生協総研賞特別賞受賞)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒナコ

10
本書は、在宅看取りを中心に、訪問介護・訪問看護・訪問医を取り巻く制度的問題と実情をレポートしたものである。 介護保険制度において、買い物などの生活援助が短縮されたことによって、家族の在宅介護の負担が増加し、結果的に在宅看取りが困難になっている。 また、24時間対応で包括支払い制の「定期巡回・随時対応サービス」が厚労省の肝いりで導入されたが、未だに十分普及しているとは言い難く、家族抜きでの在宅看取りを様々に乏しいケア資源が困難にしている。→2022/03/16

かわうそ

10
介護の基礎知識を持っていても読みづらい本であった。国の制度の不備や家族の思い、介護力、生活形態、サービスの質、ヘルパー、ケアマネ、看護師と医師。様々な例から様々な問題点をあぶり出してくれているのだけれど、もうちょっと専門的な要素は省いて良かったのではないだろうか?しっかりと説明することで必要以上にわかりにくくなる典型例を見たという読後感。表紙とタイトルから、家族や介護/医療現場の物語的なものを勝手に想像していた自分も悪かったと思う。しかし言わんとする介護の現場と理想の乖離は感じ取れた。その通りなんだよね。2015/08/18

のり

4
「わが家から逝きたい」という願いには、看取る家族側に立てば困惑もある。何もせずに看取るのは、看取る方も心が痛む。希望と現実の落差は大きい。栄養を絶つことは餓死、殺人なのか、平穏死なのか。自分の望む「平穏死」「自然死」について考えさせられます。2017/06/30

mshiromi

4
表紙からして、感情を呼び起こす小説なのかと思い手にとりましたが、介護の現場の事例だったり、問題点や、自宅介護、介護保険制度などに焦点を当てています。夫婦の介護に対する姿勢の違いにはハッとしましたが、今後互いの理解も増していくと信じたいです。介護は施設、自宅、といったように片方に依存することなく、バランスが上手くとれれば盲点は解消していくのかな。「介護には支配がつきまとう」それを乗り越える努力こそが大事。感情労働であり、人間性を消してはならないものであり、情緒的配慮、生と死の尊厳を考えされられました。2015/10/10

壱萬参仟縁

2
生活援助には、清潔な生活、適切な栄養、ちょっとした会話が柱という(16ページ)。年寄りはとっとと・・・という酷な大臣がいる中で、自宅の畳の上で逝くことは必ずしも容易なことでないと思える時代。無縁社会、孤独死が社会問題化している。この間信越放送では89歳の雪国で郵便配達を5キロ、橇で下ったりと奮闘してるおばあさんを取材していた。元気なうちはいいのだが。生活保障は人間の安全保障の一環だと評者は思っている。買物、調理、排泄介助。支援する機会は増えている。失業者を雇える仕組みがあれば支えられる。ホントの厚生労働。2013/02/06

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