「政治的なるもの」の行方

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000236959
  • NDC分類 311.04
  • Cコード C3030

出版社内容情報

「ポストモダン」は政治学に何をもたらしたのか。政治の輪郭が揺らぐなかで、権力、政治的主体、そして民主主義/全体主義/自由主義等の政治的イデオロギーの変容の軌跡を追って積み重ねられた、理論的考察の成果を集成する。

内容説明

「ポストモダン」は政治学に何をもたらしたのか。政治の輪郭が揺らぎ、権力、政治的主体や自我のあり方、デモクラシー、リベラリズムなどの政治的理念・イデオロギーが変容していく中で、政治学は今、何を問い、何を語りうるのか。「政治的なるもの」の変容の軌跡を追って精緻に積み重ねられた、理論的考察。

目次

1 「政治的なるもの」の行方(“政治”と「政治」;「政治的なるもの」の変容;「現代思想」と政治学 ほか)
2 イデオロギーの行方(「自由民主主義」―理念と体制の間;全体主義;リベラリズムの多義性)
3 自我/主体性の行方(「忠誠と反逆」を読む;丸山眞男における自我の問題の一断面;「魅力」と「危うさ」と―政治理論から見た和辻倫理学;「主体性」のあとで―西谷修『不死のワンダーランド』を読む)

著者等紹介

川崎修[カワサキオサム]
1958年生まれ。東京大学法学部卒業。現在、立教大学法学部教授。専攻は政治学・政治学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たわし

0
ざっくり読み。 情念が支配する<政治>にも目を向けなくちゃ、ってのがひとつ。 それに対しては、理性情念の二元性を心即理的な考えで解消できるんじゃないかなあって思う。 ただ、それになってしまうとせいぜい古代ギリシアのロゴスがうんぬん、みたいになっちゃいそう。 そもそも、正しさ(=理性)自体が相対化してるしアレ。2014/11/09

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