出版社内容情報
危機的な財政状況、少子高齢社会の到来のもとで、社会的インフラストラクチャーたる税制はどうあるべきなのか。低福祉・低負担/中福祉・中負担/高福祉・高負担という国民のいずれかの選択のなかで、今後税制改革を新たな視点でどう進めるかを、長年政府税制調査会会長を務めた著者が明確に答える。
内容説明
危機的な財政状況、少子高齢社会の到来のもとで、社会的インフラストラクチャーたる税制はどうあるべきなのか。「低福祉・低負担」/「中福止・中負担」/「高福祉・高負担」のいずれを我々は選び、その選択を受けた今後の税制改革を新たな視点でどう進めるべきなのか。―政府税制調査会長を務め、税制改革の渦中にあった著者が、安心、安全そして希望のもてる未来のために、明確に答える。
目次
第1章 増税時代の到来か―パラダイムの転換!
第2章 税制改革の主役交代―官主導から政治主導へ
第3章 国民の理解とマスコミ報道―どう改善しうるか
第4章 政治的にタブー化した消費税―どう克服しうるか
第5章 迫られる所得税の復権―改革の原点
第6章 複雑な法人税の立場―今後の目指すべき方向