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出版社内容情報
1970年代,「左翼」運動全盛の時代に従来の総合雑誌とは異なる切り口から,「保守」に言葉を与えた雑誌が創刊された――.以来40年,『諸君!』『正論』は,何を主張し,日本の言論空間をどのように塗り変えたか.主要な論争点を中心に,論調の変遷を実証的に分析した画期的労作.
内容説明
約四〇年前、「左翼」運動全盛の時代に従来の総合雑誌とは異なる切り口から「保守」に言葉を与えた雑誌が創刊された。以来、『諸君!』『正論』は、時代の中で、何をどう主張し、日本の言論空間をどのように塗り変えたか。主要な論争点を中心に、両誌の論調の変遷を実証的に分析。これまで見すごされてきた戦後の思想状況の一断面を描き出す。
目次
序章 生きている紀元節―なぜ、『諸君!』『正論』の研究なのか
第1章 『諸君!』創刊への道
第2章 カリスマの残影―鹿内信隆と『正論』創刊
第3章 日本核武装論―清水幾太郎と西村眞悟の間
第4章 靖国神社と東京裁判
第5章 A級戦犯合祀不快発言と天皇の戦争責任
第6章 永遠の敵を求めて
第7章 岸信介と安倍晋三を結ぶもの
第8章 朝日新聞批判の構造
第9章 空想と歴史認識―田母神俊雄と林健太郎の距離
終章 蓑田胸喜と『諸君!』『正論』の間
著者等紹介
上丸洋一[ジョウマルヨウイチ]
朝日新聞編集委員。1955年2月、岐阜県高山市生まれ。78年、早稲田大学政経学部を卒業し、朝日新聞社に入社。東京本社人事部員、千葉支局員、学芸部員、学芸部次長、オピニオン編集長、『論座』編集長などを経て、2007年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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