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昭和へのレクイエム―自分史最終篇

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000234788
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0023

出版社内容情報

「民衆史」「自分史」の提唱者が35年かけて完結させた書き下ろしの昭和自分史最終篇。1970年から89年まで、保守化する時流に抗して生きてきた灼熱の記録。多くの同時代人に対しても仮借ない筆が振るわれている。

内容説明

「民衆史」「自分史」の提唱者が三十五年かけて完結させた書き下ろしの昭和自分史。一九七〇年から八九年まで、五つの課題―水俣調査、「歴博」の創設、民権百年、「日本はこれでいいのか」の市民運動、昭和天皇の責任問題―に取り組み、時流に抗して生きてきた灼熱の記録。多くの同時代人に対しても仮借ない筆が振るわれている。

目次

序章 わたしの“新世界”
第1章 水俣に調査団でかよう
第2章 「歴博」を創るたたかい
第3章 「自由民権百年」を国民集会に
第4章 「日本はこれでいいのか」と問いつづけて
第5章 昭和の終焉―天皇と共に二十年
付章 忘れ得ぬひとびと

著者等紹介

色川大吉[イロカワダイキチ]
1925年千葉県生まれ。東京大学文学部国史学科卒。東京経済大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

8
生活革命の時代(4頁~)。屈折心情を綴る。「下からの民主主義運動は必ずやアメリカに新風をよびおこす時がくる」(13頁)。日本の民主主義はTPPや原発で新風が吹いてきた。住民運動(34頁~)。水俣病問題。木原啓吉氏の本で評者は学んだ。著者は木原氏とも接触している(51頁)。環境学、日本環境保全論の原点を見る思いである。市井三郎氏との関係も書かれる(65頁)。研究者だけの視野狭窄から、国民会議への動きはどの論点でも市民共有のあり方は大切だと思う(145頁~)。1980年代ミーイズム。今はきゃりーぱみゅism?2013/05/11

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