• ポイントキャンペーン

志賀直哉宛書簡集白樺の時代

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000234467
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本近代文学館に寄託された志賀直哉宛書簡約4500通の内,『白樺』(1910-1923)前夜から廃刊までを中心に,同人とその周辺の人びと全17名の未発表書簡約700通を収録する.『白樺』をめぐる人びとの交流,生活,精神の諸相,その文学醸成の有り様を鮮やかに浮かび上がらせる,新たな書簡集.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みなぎわ

5
志賀直哉と有島生馬の交流についての資料用に購入。学年が違えど学習院時代から親交が深かった二人が、やがて絶交するに至るまでの書簡が数十通抜粋(全てでない)されている。生馬が欧州へ回遊している時期は10日と開けずに葉書の遣り取り等をしていた様だが、生馬が絵画の方へ傾くにつれ疎遠になっていった印象。巻末の解説に「志賀直哉全集」を編纂するにあたり、「蝕まれた友情」を掲載しても良いか尋ねに行ったエピソードも含まれている。白樺の出版元を洛陽堂から白樺社に変更する際に武者小路が確認した有島兄弟とは誰だったのか気になる。2018/03/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/984842
  • ご注意事項