内容説明
政官財が推進する「都市再生」で日本の都市は変貌しつつある。それは都市環境を真に豊かにする道か。本書では、日本国内のみならずスペイン(バルセロナ)、英国(ロンドン)、米国(オレゴン州、フロリダ州)の事例を徹底検証。都市を育む思想がいかに築き上げられてきたか、真の都市再生に向けた具体的方策とは何かが平明に提示される。
目次
序章 都市を養育することの意味
第1章 グランドデザインを欠落した「都市再生」
第2章 ロンドンの超高層ビル論争
第3章 都市再生「バルセロナ・モデル」の検証
第4章 「スマートな成長」めざすアメリカ
第5章 スマートグロースの論点―オレゴン州およびポートランドから
第6章 持続可能な都市をめざして―コミュニティに根ざした開発を構想する
著者等紹介
福川裕一[フクカワユウイチ]
1950年生まれ。千葉大学工学部教授。専攻=都市計画・都市デザイン、特に歴史的環境の保全、中心市街地再生
矢作弘[ヤハギヒロシ]
1947年生まれ。日本経済新聞社編集委員を経て、2003年より大阪市立大学大学院創造都市研究科教授。社会環境科学博士
岡部明子[オカベアキコ]
1963年生まれ。千葉大学工学部助教授。環境学博士。専攻=都市政策、建築デザイン
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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