昭和囲碁風雲録〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000233804
  • NDC分類 795
  • Cコード C0076

出版社内容情報

日本棋院の誕生,新布石による一大革命,新聞棋戦が生んだ数々の名局.プロの棋士にして棋界きっての書き手が,昭和を生きた天才棋士たちの戦いを活きいきと描き,囲碁4000年の歴史の中でもひときわ燦然と輝く昭和の囲碁史を再現する.

内容説明

大正末期に近代的な革新をとげた囲碁界は、昭和に入ってから、才能と個性のあふれる棋士たちの活躍で、長い囲碁の歴史のなかでもひときわ燦然と輝く隆盛期を迎える。日本棋院の誕生、新布石による一大革命、大手合・新聞棋戦を舞台にした歴史に残る数々の名局…。プロの棋士にして棋界きっての書き手が、木谷実、呉清源、坂田栄男、藤沢秀行、林海峰、そして大竹英雄をはじめとする木谷一門を中心とした天才棋士たちの戦いぶりを活写し、波瀾万丈、絢爛豪華たる昭和囲碁の世界へ誘う。

目次

夜明け前
碁界大合同―日本棋院の誕生
院社対抗戦
囲碁界の革新―大手合始まる
一大悶着発生―万年劫問題
中国の天才、呉清源現る
新布石の誕生
史上第一の有名局―本因坊秀哉対呉清源
新布石による第三の革命
秀哉名人の引退と本因坊戦の創設
打込十番碁
原爆下の本因坊戦
ゼロからの出発
呉清源の快進撃
東西対抗戦と関西棋界の分裂

著者等紹介

中山典之[ナカヤマノリユキ]
1932年、長野県に生まれる。上田高校卒業。1962年、日本棋院プロ棋士初段に合格、1992年六段に進む。1975年から文筆活動を始め、新聞・雑誌などで観戦記者やライターとしても活躍。1982年から囲碁普及活動を始め、夏になると海外巡回指導を行っている
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