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出版社内容情報
敗戦後の満州での集団自決者,婦女子・年寄り1万人の悲劇の真相は? 家族を失った人,自決を介錯した人の貴重な証言を丹念に辿り,他国を侵略し,かつ自国民を「棄てた」この国の軍隊,政治の責任を明らかにする.
内容説明
敗戦後の満州で一般人の死亡20万人、開拓関係者9万人。うち1万人は指導者が根こそぎ召集されたため「集団自決」に追い込まれた婦女子・年寄りたちだった。家族を失った人、自決を介錯した人それぞれの戦後の歩みをたどり、他国を侵略し、かつ自国民を「棄てた」この国の軍隊、政治とは何だったのかを問う。
目次
第1章 慰霊塔の名
第2章 開拓地
第3章 「稲葉正三日誌」
第4章 慰霊祭
第5章 介錯人