出版社内容情報
東日本大震災発生から2週間後,震災をその目で確認しようと福島,宮城,岩手を取材したドキュメンタリー映画『311』.それは壮絶な現実を切り撮りながら,メディアの一翼をなす自らをも問い返すものとなった.震災に向き合った4人の監督が,表現者としての自己自身の現場での揺らぎを見つめ直し,思いを語る.
内容説明
東日本大震災の壮絶な現実を切り撮りながら、メディアの一翼をなす自らをも問い返すものとなったドキュメンタリー映画『311』。震災に向き合った四人の監督が、表現者として現場での揺らぎを見つめ直し、思いのすべてを語る。
目次
第1章 三・一一以後(森達也)
第2章 「見えないもの」を追って(綿井健陽)
第3章 撮ってしまった「後ろめたさ」(松林要樹)
第4章 被災地の映像を見つめて(安岡卓治)
特別寄稿 災害を記録する映画とテレビ(佐藤忠男)
著者等紹介
森達也[モリタツヤ]
作家、映画監督。1956年広島県生まれ。立教大学卒。映画『A』『A2』を監督。著書多数。『A3』(集英社インターナショナル)で講談社ノンフィクション賞を受賞
綿井健陽[ワタイタケハル]
映像ジャーナリスト。1971年大阪府生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒。アジアプレス所属。映画『Little Birds―イラク戦火の家族たち』で日本ジャーナリスト会議(JCJ)大賞を受賞
松林要樹[マツバヤシヨウジュ]
映画監督。1979年福岡県生まれ。大学中退後、日本映画学校卒。映画『花と兵隊』で第1回田原総一朗ノンフィクション賞
安岡卓治[ヤスオカタカハル]
映画プロデューサー。1954年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒。映画『ゆきゆきて、神軍』で助監督。以降、森達也、綿井健陽、松林要樹らのドキュメンタリー映画をプロデュース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うがり
けんとまん1007
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貧家ピー