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在宅ケア「小規模多機能」―認知症やひとり暮らしを支える

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  • サイズ B6判/ページ数 208,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000230360
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0036

出版社内容情報

デイサービス、ショートステイ、ホームヘルプサービスを提供する「小規模多機能」。自らもホームヘルパーである著者が利用者と家族の喜びと苦悩を日々を描き、そこで介護者として働く人達の試行錯誤を活写する高齢社会必読のルポ。

内容説明

デイサービス、ショートステイ、ホームヘルプサービス、そのすべてを一カ所で担当するのが「小規模多機能」。認知症の人の拠り所として注目されているだけでなく、老老介護、介護が必要なひとり暮らしの人、ときには「看取り」なども支える在宅ケアである。自らもホームヘルパーである著者が、「小規模多機能」の利用者とその家族の喜びと苦悩の日々に寄り添い、そこで介護者として働く人たちの「模索するケア」を活写した。高齢社会必読のルポ。

目次

第1章 「小規模多機能」のある暮らし(七月の日々―「多機能ホームまどか」(埼玉県新座市)
小規模多機能型居宅介護とは ほか)
第2章 それぞれの「小規模多機能」(認知症デイサービスから小規模多機能へ―ななかまど(神奈川県相模原市)
地域の力で最期まで安心を―ひつじ雲(神奈川県川崎市) ほか)
第3章 「小規模多機能」のあした(六つの小規模多機能の事業所の報告から;在宅ケアの青写真―地域包括ケアと小規模多機能 ほか)
第4章 「小規模多機能」のある暮らし、ふたたび(ひと夏を越えて;急な旅立ち ほか)

著者等紹介

土本亜理子[ツチモトアリコ]
1957年東京都生まれ。ノンフィクションライター、介護福祉士。出版社勤務、雑誌記者などを経てフリーに。医療、福祉に関する取材が多く、それらをテーマに映像制作も手がける。認知症ケアの本づくりなどがきっかけになって、介護現場への思いを強くし、訪問介護のヘルパーとしても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mami

4
図書館2016/02/14

Koji Takahashi

2
介護の求職中に紹介エージェントからや「小規模多機能に応募してみませんか」 と話があった。正直なところ名称は知っていたが、どの様な施設なのかピンとこなかったので読んだわけである。「家で暮らす事を前提として訪問、通所、泊まりだけでなく24時間365日利用者さんとその家族の困った時の力になる」そんな施設なのかと。想いと問題点の間で葛藤する事が多い、そしてそれを使命として関わっているのだと感じた。2016/02/25

okatake

1
土本さんは、小澤勲氏の講演をまとめた「物語としての痴呆ケア」の編著者。ご自身もライターとしてとともに介護ヘルパーとして、現場を経験されている。現代の認知症ケアの問題点をきちんと把握している方が、小規模多機能サービスの現在をルポされている。わかりづらい、表面に出にくい問題を的確に描いてくれていると思います。2013/08/31

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