内容説明
命の尊さをつづった『命さえ忘れなきゃ』、ありのままの自分と水平の視線の大切さを説いた『私以上でもなく、私以下でもない私』につづく本作では、人と人がふれあい、かかわっていく大切さを伝える。著者が出会った人たちや、訪れた場所から紡ぎ出されるエピソードの数々が、人とつながることの喜び、社会や歴史とつながっていることの意味を教えてくれる。心と体が温かくなり、自分ができることをまずやってみようと、力と勇気が湧いてくる本。
目次
第1章 曲線でつながり、直線を越える
第2章 鮮やかなる朝の国へ
第3章 心の歳時記
第4章 可能性は、いつでもだれにでも広がっている
第5章 平和をつくっていくいちばんの道
第6章 楽しい命、うれしい命にしよう
著者等紹介
朴慶南[パクキョンナム]
1950年鳥取県生まれ。作家。執筆のみならず講演活動も活発で、全国を訪れている。そこでの出会いが新たな交友の輪をひろげ、そんな輪がどんどんふくらんでいる。命(人権)が大切にされる社会をめざし、日本と朝鮮半島のかけ橋に、そして世界中から戦争がなくなるようにという願いを原動力に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふわふわ♪
0
韓国/朝鮮語でサラムは人 サランは愛。似た響きでも文字になると四角とまるの違いになるそう。角を包むまる=愛。北海道新聞連載をまとめたもので簡潔で読みやすい。けれど ひとつひとつとても奥深く多岐にわたっている。沙也可/イラクで医薬品救援物資を運んでいた高遠さん/九十九歳孤高の水彩画家/一見行儀の悪い若者の思いやりとそれを受けるおじいさん– 狩猟民族/遊牧民は攻撃的かというと、そうではない。彼らに「生きていくためには何が大切か」と聞くと、例外なく「やさしさだ」と答えるという。人はどう愛に生きるか—お勧め本です2013/07/31
-
- 電子書籍
- 毒より強い花【タテヨミ】第125話 p…