出版社内容情報
拉致問題と小泉訪朝、外務省改革、北方領土問題、周辺事態とイラク戦争……高度経済成長期からポスト冷戦下において日本を取り巻く環境は変化し、外交・安全保障の課題と対応も大きく様変わりした。その過程で誰が、何を、どのように決定してきたのか。その舞台裏を元外務省事務次官が克明に証言した現代史の重要資料。
内容説明
イラク戦争、小泉訪朝、外務省改革、北朝鮮の核・ミサイル、日米安保、尖閣・北方領土、PKO、ASEAN、ODA…高度成長期からポスト冷戦期へと至る過程において、日本を取り巻く環境は変化し、外交・安全保障の課題と対応も大きく様変わりした。その過程で誰が、何を、どのように決定してきたのか。日本のあり方をめぐって何が問われてきたのか。その舞台裏を元外務省事務次官が克明に明かす。
目次
第1部 冷戦時代―自由主義陣営の一員として(和解から協力へ(一九六七年四月~八一年二月)―外務省入省、英国、アジア局南東アジア第二課、インドネシア
外交政策と国際法(一九七三年一〇月~七八年七月)―条約局法規課事務官
防衛分担問題と日米同盟(一九八一年二月~八四年六月)―在米国大使館政務班一等書記官、参事官 ほか)
第2部 冷戦終了と新国際秩序構築の時代―国際貢献国家として(冷戦終了と湾岸戦争(一九八九年八月~九一年一〇月)―在英日本大使館総括公使兼総領事
国際平和協力と宮沢外交(一九九一年一一月~九三年七月)―宮沢総理大臣秘書官
北朝鮮の核開発問題と日朝関係(一九九三年八月~二〇〇一年一月)―アジア局審議官、総合外交政策局長 ほか)
第3部 日米同盟と国際協調の時代―国際秩序の担い手として(事務次官就任と外務省改革(二〇〇二年二月~〇五年一月)―事務次官
日米戦略対話
イラク戦争 ほか)
著者等紹介
中北浩爾[ナカキタコウジ]
一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は日本政治外交史
若月秀和[ワカツキヒデカズ]
北海学園大学法学部教授。専門は日本政治外交史
蔵前勝久[クラマエカツヒサ]
朝日新聞論説委員(政治担当)。松山支局、横浜支局、西部報道センター(福岡)、政治部などに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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しびぞう
takao
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