国策会社の経営史―台湾拓殖から見る日本の植民地経営

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国策会社の経営史―台湾拓殖から見る日本の植民地経営

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  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000229760
  • NDC分類 335.49
  • Cコード C3021

出版社内容情報

従来の国策会社の研究では、国策の形成・遂行過程における軍部や政府等の利害の角逐に重きがおかれ、株式会社という組織形態がもつ意味については等閑視されてきた。本書は、典型的な国策会社「台湾拓殖」の設立や資金調達、経営実態等にかんする経済・経営史的分析を通し、国策会社の本質と日本の植民地経営の特質を描き出す。

内容説明

従来の国策会社の研究では、国策の形成・遂行過程における軍部や政府等の利害の角逐に重きがおかれ、株式会社という組織形態がもつ意味については等閑視されてきた。本書は、典型的な国策会社「台湾拓殖」の設立や資金調達、経営実態等にかんする経済・経営史的分析を通し、国策会社の本質と日本の植民地経営の特質を描き出す。

目次

序章 分析対象としての台湾拓殖
第1章 国策会社の概念規定と分析視角―国策会社の本質は何か
第2章 設立経緯と政府―何が期待され、どのように制度設計がなされたか
第3章 事業展開と金融構造の概観―どこから資金を調達し、何に使ったのか
第4章 株式による資金調達と株式市場―国策会社の資金調達は容易であったのか
第5章 社債発行と金融機関・政府―金融機関・政府は協力的であったのか
第6章 国策性事業の展開(1)―いかに低収益であったのか
第7章 国策性事業の展開(2)―「国益」と「私益」をどのように両立させようとしたのか
第8章 政府出資と補助金―低収益はどのように補われたのか
第9章 内部資本市場としての国策会社―どのような機能を果たしたのか
終章 台湾拓殖から見る日本の植民地経営

著者等紹介

湊照宏[ミナトテルヒロ]
1974年広島県生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。現在、立教大学経済学部教授。台湾経済史・産業史

齊藤直[サイトウナオ]
1974年愛知県生まれ。早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。現在、フェリス女学院大学国際交流学部教授。日本経営史・金融史

谷ヶ城秀吉[ヤガシロヒデヨシ]
1975年福島県生まれ。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程修了。博士(学術)。現在、専修大学経済学部教授。日本経済史、アジア経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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こひた

0
国策会社の分析において,なぜ株式会社制度は採用しようとしたか等に専門家は注目することや,満鉄が例外的に有利な条件で好調経営を実現しただけで,多くの植民地経営会社は方針がふらついて失敗が多かったということがざっくり学べた。2022/05/04

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