高専教育の発見―学歴社会から学習歴社会へ

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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000229593
  • NDC分類 377.3
  • Cコード C0037

出版社内容情報

「ロボコン」のイメージで知られる5年制の高等教育機関「高専」は、「就職率100%」と高評価の一方、教育の内実、学生のキャリア展開等は未解明だった。この謎の存在に、画期的な卒業生調査と論考から多角的に迫る一冊。

内容説明

「ロボコン」(ロボットコンテスト)のイメージで知られ、大学とも専門学校とも違う、5年制の高等教育機関「高専」。「就職率100%」と高い評価がある一方で、半世紀を超える歴史を有し、全国に57校(大半が国立)、現役学生5万人、OBが50万人という規模をもちながら、その教育の内実、学生側の評価、卒業後のキャリア展開等は未解明だった。この謎の存在に、画期的な調査と論考から多角的に迫る。

目次

二つの発見に向けて―高専の「教育実験」を検証する
1 「高専の発見」から学ぶ―教育とキャリアの関係(見えない「高専卒」学歴の効用を明らかにする;高専教育の成果は豊かな職業的キャリアをもたらすか;高専女性の活躍とキャリア不安;専攻科は高専を変えるか;高専卒業生の自負と無念さ―卒業生の自由記述より)
2 キャリアの多様性を支える卒業後の学習(幸せになる転職のルートを探る;専門と仕事の「タイトな関係」と卒業後の学習;社会人力はいかに形成されるか―生涯教育の発見)
学歴社会から学習歴社会への道―「高専モデル」の提唱

著者等紹介

矢野眞和[ヤノマサカズ]
1944年生。東京工業大学名誉教授、東京薬科大学特命教授。社会工学、教育経済学

濱中義隆[ハマナカヨシタカ]
1970年生。国立教育政策研究所高等教育研究部副部長・総括研究官。教育社会学、高等教育

浅野敬一[アサノケイイチ]
東京工業高等専門学校(一般教育科)教授などを経て、2016年より阪南大学経済学部教授。経済史(とくに中小企業・ベンチャー企業の研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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私的読書メモ3328

3
非常にマイナーといえる教育機関「高専」についての研究という、貴重で意欲的な趣旨には関心します。ただ、主観的なものにならざるをえない聞き取り調査の結果など、仕方ない面があるとはいえ、方法としてどうなのでしょう。また、「教育」を実社会での即効性のある「役に立つか」や、出世や収入で量ろうというのは、「高専」の設立理念的にはそうなのかもしれませんが、しかしやはり適切な物差しなのか、などなどかなり引っかかるところが多かったです。2018/09/12

もりたく

1
実践的な教育で海外から高い評価を受けている高専教育。大学と異なるが故の卒業生の不満、大学編入制度の裏返しで位置づけが曖昧な専攻科の存在など課題を抱える。専攻科を生涯学習機関とする案が最後に提示されているが、大学院と競合するので難しい気も。2019/02/10

紗由

0
高専卒として、卒業生がどんな意識で生きているのか知りたくて読んだ。しかしどちらかというと内輪の方々が書いているので、中立的に書かれているようには思えなかった。アンケートを取ることも、統計的に判断することもいいが、圧倒的に客観視できていない。高専同士の交流は進んでいるが、その結果互いを褒め続けているだけのようにも見える。そもそも社会のアップデート度合いについていけてるか怪しい。社会的評価や位置を教育にうまく取り込み、学内の仕組みごと変えていかないと、このまま衰退していきそうだと感じた。2022/05/09

長谷川仁

0
重回帰分析を多様しているがもう少し分かりやすく解説してほしい。2020/03/01

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