出版社内容情報
国際ニュースから生じる素朴な疑問に答えながら、国際法の考え方や基礎知識を学べる画期的な入門書!
内容説明
イスラーム国はなぜ「国」ではないのか?WTOが存在するのにTPPを締結する理由は?「領空侵犯」は正しく、「領海侵犯」は正しくない?「固有の領土」「防空識別圏」とは?メディアを賑わすさまざまな国際ニュースに潜む素朴な疑問を題材に、国際法の考え方や基礎知識が身につき、国際問題を見る眼を養うことができる画期的な入門書。
目次
環太平洋経済連携(TPP)協定は主権を目減りさせる?―国際条約を結ぶ意義とその民主的統制
日米防衛協力のための指針(日米ガイドライン)は条約ではない?―非拘束的な合意を結ぶ意義
イスラーム国は国か?―自称「国家」と国際法上の「国家」
沖縄が日本から独立するかもしれない?―現在の国際社会における自決権の意義
北朝鮮に対しては国際法を守らなくても良い?―未承認国家の法的地位
日本・韓国・中国がともに主張する「固有の領土」とは?―領域紛争の解決基準としての領域権原
中国政府船舶による尖閣周辺地域での航行は「領海侵犯」?―領海における沿岸国の主権と外国船舶の無害通航権
実効支配とはなにか?―国家主権と実効支配の関係
靖国神社参拝批判は内政干渉?―不干渉原則と違法な干渉行為
日本の裁判所で外国国家を訴える?―外国国家に対する裁判権免除〔ほか〕
著者等紹介
森川幸一[モリカワコウイチ]
専修大学法学部教授
森肇志[モリタダシ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授
岩月直樹[イワツキナオキ]
立教大学法学部教授
藤澤巌[フジサワイワオ]
千葉大学法政経学部准教授
北村朋史[キタムラトモフミ]
東京大学大学院総合文化研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Haruka Fukuhara
てっき
梅田
naznyan
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- 無敵の社労士Vol4