洪水の年〈上〉

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000229401
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

遺伝子操作で新しい生物が次々に作られ、食べ物は合成物ばかり。人々は巨大企業に支配されている。突然、新型ウイルスにより地上は廃墟となる。偶然生き残ったトビーとレンの運命は? 圧倒的な構想力の近未来小説。

内容説明

遺伝子操作で新しい生物が次々に作られ、食べ物は合成物ばかり。人々は巨大企業のエリートと平民に二分されている。人工世界に異議を唱えるエコロジカル宗教団体「神の庭師たち」と、その中で暮らす孤独な女性トビーと少女レン。突然、新型ウイルスが襲ってきて地上は廃墟となってしまう。偶然生き残ったトビーとレンの運命は?圧倒的な構想力と息もつかせぬストーリー展開で読ませる近未来小説。「マッドアダムの物語」三部作の第二作、待望の邦訳。

著者等紹介

アトウッド,マーガレット[アトウッド,マーガレット] [Atwood,Margaret]
1939年生まれ。カナダを代表する作家・詩人。長編小説、短篇集、児童書、ノンフィクション、詩集、評論等、幅広い作家活動を展開。近年はグラフィック・ノベルのシリーズも刊行している。これまで、カナダ最高の文学賞であるカナダ総督文学賞、ギラー賞をはじめ、ブッカー賞、アーサー・C・クラーク賞、コモンウェルス作家賞、ハメット賞、フランツ・カフカ賞などを受賞

佐藤アヤ子[サトウアヤコ]
明治学院大学名誉教授。日本カナダ文学会会長、日本ペンクラブ常務理事。専攻:英語圏文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

134
『オリクスとクレイク 』に続く「マッド・アダムス」第二弾。ようやくタイトルの『狂ったアダム達 』の意味が分かってきた。水のない洪水の起こった年、生き残ったトビーとレンが語る。遺伝子操作を行い薬で生き物を操る企業や国に対し、言わばオーガニックな暮らしにこだわる団体は新興宗教の形をとる。彼らの聖書を持ち、彼らの神について説き、戒律や自らの団体を守るために、悪を内包する集団となっていることが最初からにおわされている。上巻の最後で「オリクスとクレイク」と交差した。2018/12/20

藤月はな(灯れ松明の火)

80
待っていました!『オリクスとクレイク』の前日譚であり、マッド・アダムスシリーズ第二弾。「水なし洪水」を生き残たトビーとレン。大企業や富裕層は人体実験による薬剤開発や個人情報を掌握する事で人を支配し、そうでない人たちは彼らに依存するか、他者を蹴落とすしかなかった。また、そうもなれない人たちのセーフティにも堕落が蔓延り、まさに「ノアの洪水」が起きる前の人類状態だった。トビーの生涯が壮絶。そして彼女が見た「彼ら彼女ら」、そして彼の登場に一気に興奮。でもこの巻を読むと如何にジミーが自分の事しか考えていないか分かる2018/12/18

ヘラジカ

48
マッドアダム三部作、『オリクスとクレイク』に次ぐ第二部。存在程度が軽く言及されるだけだった「神の庭師」がメインで、今回はあの黙示的未来が"外側"から語られる。主人公二人のうち一人は直接ジミーと交流がないようだが、前巻で登場した人物の何人かは今作でも物語上重要な役割を担っている。アマンダやバーニス、そしてあの彼も。前作では最後まで謎のままで終わった彼の動機や、ジミーの知らない場所で何が起こっていたのかが明かされ、マッドアダムの世界が補完される正統的な続編。3部作目を考えると下巻を読むのが勿体無く感じる。2018/09/22

sayan

33
マッドアダム3部作の2作目。その上巻を舞台設置=ディストピア世界の説明に費やす。前作(オリクスとクレイグ)に比べて対立構造が非常に明快で、読みやすい。「このまま人類が悔い改めなければ洪水の年が訪れる」とする「神の庭師たち」の教えを中心に主人公2名、トビーとレンが「生き残り」をはかる。それぞれが二極化した世界の出身を背景にした「生き残り」に対する考え方、行動、想像力は非常に興味深い。下巻での結末が楽しみ。2019/01/05

星落秋風五丈原

32
マッドアダム三部作の第二部。まあ彼女の小説は陰々滅滅ディストピアですな。2019/12/11

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