出版社内容情報
遺伝子操作で新しい生物が次々に作られ、食べ物は合成物ばかり。人々は巨大企業に支配されている。突然、新型ウイルスにより地上は廃墟となる。偶然生き残ったトビーとレンの運命は? 圧倒的な構想力の近未来小説。
内容説明
遺伝子操作で新しい生物が次々に作られ、食べ物は合成物ばかり。人々は巨大企業のエリートと平民に二分されている。人工世界に異議を唱えるエコロジカル宗教団体「神の庭師たち」と、その中で暮らす孤独な女性トビーと少女レン。突然、新型ウイルスが襲ってきて地上は廃墟となってしまう。偶然生き残ったトビーとレンの運命は?圧倒的な構想力と息もつかせぬストーリー展開で読ませる近未来小説。「マッドアダムの物語」三部作の第二作、待望の邦訳。
著者等紹介
アトウッド,マーガレット[アトウッド,マーガレット] [Atwood,Margaret]
1939年生まれ。カナダを代表する作家・詩人。長編小説、短篇集、児童書、ノンフィクション、詩集、評論等、幅広い作家活動を展開。近年はグラフィック・ノベルのシリーズも刊行している。これまで、カナダ最高の文学賞であるカナダ総督文学賞、ギラー賞をはじめ、ブッカー賞、アーサー・C・クラーク賞、コモンウェルス作家賞、ハメット賞、フランツ・カフカ賞などを受賞
佐藤アヤ子[サトウアヤコ]
明治学院大学名誉教授。日本カナダ文学会会長、日本ペンクラブ常務理事。専攻:英語圏文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ケイ
藤月はな(灯れ松明の火)
ヘラジカ
sayan
星落秋風五丈原