「子育て支援が親をダメにする」なんて言わせない

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「子育て支援が親をダメにする」なんて言わせない

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000228503
  • NDC分類 369.42
  • Cコード C0036

内容説明

いま、子育て支援の活動が全国各地で展開されている。しかし、その実態はさまざま。疑問視する声さえ聞かれるという。子育て支援はそもそも、だれのため?なんのためなのか?長年、聞き取り調査を積み重ね、母性愛神話という社会通念がいかに母親たちを追いつめているか指摘してきた著者は、「子育て支援は、親支援」と言い切る。その実践の場とも言うべき、子育てひろば「あい・ぽーと」が東京港区でスタートした。施設長として現場で実感する手応え、そして困難―。本書は、改めて支援の理念を原点からみつめ直し、それをどう実践していくのかを綴った挑戦の記録、子育て支援に携わるすべての人への励ましのメッセージである。

目次

第1部 子育て支援はだれのため?なんのため?(だれが言うのか?「子育て支援は親をダメにする」;「少子化は止まらないではないか!」;「こんな親まで支援をしなくてはいけないの?」;支援者の盲点―子育て支援は親支援と言いつつ)
第2部 子育て・家族支援の現場から―港区子育てひろば「あい・ぽーと」の実践(「あい・ぽーと」への思い;いざ、当事者となってみれば;親のニーズと子どもの幸せと;ユニークな支援プログラム;反響、そして、これから;子育て支援は、もう一つのプロジェクトX―地域、支援者の子育て力向上を目指して)

著者等紹介

大日向雅美[オオヒナタマサミ]
1950年、神奈川県生まれ。お茶の水女子大学卒業、同大学院修士課程修了、東京都立大学大学院博士課程修了。学術博士(お茶の水女子大学)。専門は、発達心理学・ジェンダー論。恵泉女学園大学教授、子育てひろば(あい・ぽーと)施設長。東京都知事参与(1997~99年)、文部科学省「今後の家庭教育支援の充実についての墾談会」座長、厚生労働省「社会保障審議会児童部会」委員、内閣府「少子化社会対策大綱検討会」委員などを歴任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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katoyann

19
子育てに専念するのは女性の役割だ、という社会規範により、就労を断念して子育ての責務を担う女性の負担感を問題視し、子育て支援の実践を紹介した本である。先日も大日向さんの著作を紹介したが、問題意識は子育てにより仕事ができなくなるような社会の変革にある。性別役割分業体制の変革は、個々の実践の問題に還元されがちだが、せめて地域に子育てを支援する居場所があれば、孤立に悩まずに済むという思いが強調されている。港区の子育て支援の実践例を紹介した内容であるが、地域ぐるみで子育てをするという実践が増えればいいと思った。2021/09/16

こぐま

1
「母親は生来的に子への愛情を抱くものである」との考えから「子育て支援は親をダメにする」との声が上がることがある。一時期は女性の高学歴化が原因で少子化が進んでいるといって大学の女性枠を減らす提案もされていたようだ。港区にある「あい·ぽーと」では行政とNPOの連携は親と子育ての総合施設といってもいいかもしれない。一時保育などの子育て支援だけではなく、様々な子育て講座や3ヶ月の本格的な子育て支援者の養成講座を行っている。親への支援が子育て支援になることを忘れてはならないと思った。2012/12/30

ふみ

0
母性神話の問題点を指摘しつづけた筆者の、現場での実践を踏まえた本。現場で出合う「支援に値しない」親の例を前に迷いつつ、そんな親でもなおも支援することに意義があると言い切り、支援することの大切さを説いている本。2011/03/22

sachiefj

0
親支援の大切さがいつもの確かな筆致で描かれているのが嬉しい。5年後である今の状況が知りたいと思った。2010/09/22

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