出版社内容情報
テレビ「大岡越前」で長くお茶の間に親しまれる一方,映画・舞台で活躍している著者のエッセイ.撮影現場や舞台裏の意外なエピソード,忘れえぬ出会いと別れ,そして時代と向きあう真摯な生き方を流麗な筆でつづる待望の本.
内容説明
テレビ『人間の条件』でのデビューから四十年。『大岡越前』で長くお茶の間に親しまれる一方、『忍ぶ川』『砂の器』『マクベス』『夜明け前』など映画・舞台で活躍している著者のエッセイ集。撮影現場や舞台裏の意外なエピソード、忘れえぬ人との出会いと別れ、息子たちとの楽しい対話、そして時代と向きあう真摯な生き方を流麗な筆致で伝える。
目次
夢と歩む
まわり舞台
父の背中
煙が目にしみる
愛しくも哀しくも
時代と向き合う
著者等紹介
加藤剛[カトウゴウ]
1938年、静岡県榛原郡御前崎町に生まれる。1961年、早稲田大学文学部演劇学科卒業。俳優座養成所に入り、1962年、テレビ「人間の条件」の主人公・梶役で脚光を浴びた。1964年、俳優座に入団。テレビ「大岡越前」「風と雲と虹と」、映画「忍ぶ川」「砂の器」、舞台「波・門・心―わが愛三部作」(芸術選奨文部大臣賞、紀伊国屋演劇賞受賞、1992年)、「夜明け前」他に出演。2001年、紫綬褒章受章
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。