出版社内容情報
学校の現状に憤り,教育改革国民会議・第2分科会主査を務めた金子氏が,そこで提起し注目された,意欲ある人びとの運営する全く新しい型の公立校「コミュニティ・スクール」の構想について全面的・具体的に明らかにする.
内容説明
いまもっとも注目される「新しい学校」の提案!教育改革国民会議やネット上のフォーラム、教育現場、行政…さまざまな場所で、教育問題を調査・検討してきた著者たちが、閉塞感を打破するきっかけとして新しいタイプの学校「コミュニティ・スクール」を緊急提案する。
目次
序 日本の学校教育が危ない
第1章 時代とミスマッチする日本の学校(自発性のかけがえのなさ;ネットワーク時代とのミスマッチ)
第2章 日本の教育システムのどこが問題か(いじめ、暴力、不登校、学校崩壊の実態;動きの鈍いタイタニック;係長程度でしかない校長;分権システムとはいうけれど)
第3章 イギリスとアメリカの教育改革(イギリスのLMSと学校理事会;アメリカのチャータースクール;ローカル・コミュニティとテーマ・コミュニティ)
第4章 コミュニティ・スクールの提案(コミュニティ・スクールとは何か;コミュニティ・スクールの担い手;コミュニティ・スクールに異義あり!?;ネットから相互編集社会へ)
著者等紹介
鈴木寛[スズキヒロシ]
東京大学法学部公法学科卒。慶応義塾大学SFC環境情報学部助教授。灘中高教諭(情報科)。スポーツ・コミュニティ&インテリジェンス機構(SCIX)副理事長。86年通商産業省入省。山口県課長。機械情報産業局電子政策課総括課長補佐、中央大学総合政策学部などを経て、99年より現職へ。著書に『中央省庁の政策形成過程』『ボランタリー経済の誕生』(共著)『インターネットの素朴な疑問』など
渋谷恭子[シブヤキョウコ]
北里大学医学部卒。(株)編集工学研究所代表取締役社長。1985年に「情報文化フォーラム」を企画し、当時からバーチャルな編集空間を構想する。『情報と文化』『情報の歴史』などの編集に携わる。現在、ネット上で学習コミュニティをプロデュースしている。著書に『ボランタリー経済の誕生』(共著)など
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感想・レビュー
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