出版社内容情報
著者の専門であるナチス・ドイツの問題だけでなく、近代日本の戦争と知識人の問題や現代文化論、教育論からメディアと公共性のあり方をめぐる問題まで――歴史学と社会学が出会う場所で、現代の輪郭が書物の宇宙の彼方に浮かび上がる。歴史と同時代を理解するための視座を読者に提供する、公共性を構築するための書評集。
内容説明
著者の専門でもあるナチス・ドイツの問題だけでなく、近代日本が経験した戦争と知識人について、さらには現代文化論、大学論=教育論から、メディアと公共性のあり方をめぐる問題まで―歴史学と社会学が出会う場所で、現代の輪郭が書物の宇宙の彼方に浮かび上がる。歴史と同時代を理解するための確かな視座を提供する。
目次
1 「ヒトラーの世紀」を読む(“最終的解決”の構想と記憶;ナチ・イメージのポリティックス;ドイツ現代史からの視点)
2 日本の戦争と知識人(近代化と現代化;戦争の語り口;知識人と思想)
3 現代日本の文化批評(現代日本のターニングポイント;現代史のデータベース;教育という現場)
4 メディア史の射程(活字メディアの盛衰;映像メディアの系譜)
著者等紹介
佐藤卓己[サトウタクミ]
1960年生まれ。京都大学博士(文学)。現在、京都大学大学院教育学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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